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決壊(8/9)

第8章 決壊


いよいよ学園祭前日。

授業は午前中で終わり、午後からは全校で準備に入った。

僕もテントの設営やテーブルの運び込み等で息つく暇もなく次から次と仕事があった。

牧野さんは牧野さんで装飾やパンフレットや案内図の準備などで忙しくて

時々顔を見かけてアイコンタクトをとるくらいで話すこともなかった。

一通りの作業が落ち着く頃には、夕飯時をとっくに過ぎていた。

でもクラスによっては徹夜組もあるようなので僕たちはマシな方だ。

その後、明日の段取りの打ち合わせで生徒会室に呼び出された。

そこで今日初めて牧野さんと合流した。

僕と牧野さんは文化祭一日目は受付と案内係を担当する。

二日目はミニイベント担当のみでイベントが終了すれば後は自由時間だ。

一通りの仕事内容の確認を終え、ようやく帰路についたのは終バスにギリギリの時間だった。

僕と牧野さんは並んでバス停までの道のりを歩いていた。

「生田君、コーヒーと紅茶なんやけど。明日パパが学校まで車で運んでくれるけん、安心しとって」

「うん。イベントの準備は明日の午後担当の人たちの片づけが終わってからだね」

「そうやね、前夜祭は見られんよ」

「まぁ、別に見たいわけじゃないからいいよ」

そんな他愛無い会話をしながらも牧野さんのテンションは高かった。

打ち合わせの最中から牧野さんはいつも以上にテンションが高くて、僕たちは何度も会長に注意されてしまった。

それに今日は何か牧野さんの距離感が近い感じがした。

文化祭が近づいて興奮してるのかもしれないな。

程なくバスが来て僕たちは別れた。

準備も滞りなく進み安心して本番に臨めると思っていたけど、一つ気になる事があった。

今日のポエミのLINEだ。

いつもに比べそっけなくて元気がない感じだった。

普段なら何通も送られてくるメッセージも今日は少なめで、返信も遅かった。

些細な事を気にし過ぎかもしれないけど、胸騒ぎがした。

帰宅後、僕はどうしてもポエミの様子が気になって深夜ではあったけど電話してみることにした。

案の定、ポエミは元気がなかった。

『マリオ・・・』

受話器から聞こえたポエミの声はいつもと違っていた。

『ポエミ、大丈夫?』

『へーき・・』

『そう・・・?』

嘘だ、明らかに様子が変だ。

会っておかなきゃという衝動にかられた。

今から行きたいけど、路面電車は終電が早い・・・

『明日の朝、行って良い?』

ポエミは何も言わない。

様子が分からないけど、泣いてるようにも感じられた。

ほんの数秒だったのだろうが、気まずい沈黙は何時間にも感じられた。

『会いたい・・・来てほしい・・・』

ポエミの絞り出すような声が聞こえた。

明日、会いに行かなきゃ。


翌朝、ポエミの家の前でLINEを送るが

『ゴメン、今は部屋から出たくない』

と返信があった。

仕方なくインターホンを押すと梨沙ちゃんが応対してくれた。

梨沙ちゃんの話ではポエミは昨日から部屋にこもりきりで食欲もないらしかった。

「マリオさん、お姉ちゃんの事お願いします」

梨沙ちゃんはそう言って僕の背中を押した。

僕はポエミの部屋のドアをノックする。

「ポエミ・・・」

僕が呼びかけると勢いよくドアが開きポエミが僕にしがみつき胸に顔をうずめた。

「マリオォ・・・」

僕は右手をポエミの頭に置き左手をそっと背中に回した。

しばらくそうしていると、ポエミは僕の服をギュッと握ったまま顔をゆっくり上げた。

「少し落ち着いた・・・」


僕たちは部屋に入り絨毯に座る。

ポエミは僕に体重をかけ肩に頭を預けた。

お互い何も言わず、そのまま静かに時が流れた。

沈黙を破ったのはポエミだった。

かすれた小さな声で

「マリオ・・・私、いいんだよね」

と言った。

僕にはポエミが言いたい事がすぐに分かった。

それは出会ったばかり頃のポエミの口癖だった。

僕達が初めて会った頃、ポエミはどん底は抜けていたとサクラさんは言っていた。

それでも自分を責めてしまうポエミは何時も僕やサクラさんに承認を求めた。

些細な事でも、自分はいけないことをしている。

許されないことをしていると思ってしまっていた。

僕はその度に

『ポエミはそれでいい』

『ポエミは許されてる』

『ポエミはそのままで価値がある』

と言い続けていた。

それは、僕にとっての学びでもあった。

サクラさんが僕とポエミを一緒に学ばせたのは。

僕がポエミの力になると確信していたからだ。

僕はポエミなんだ。そしてポエミは僕なんだ。

だから、僕達はお互いの気持ちが良く分かったし理解し合えたんだ。


僕はポエミの手を取ってジッと瞳を見た。

「ポエミはそれでいい」

「ポエミは許されている」

「ポエミはそのままで価値がある」

以前、何度も言っていた言葉

そして、僕は言った

「僕はポエミが大好きだ」


「ありがとう」

そう言ったポエミは瞳に涙を浮かべながら微かに微笑んだ。

僕も微笑み返した。

「えへへ、少し元気になった」

ポエミは、もう一度ありがとうと言って僕に体を預けた。

僕はそんなポエミを慈しむ様に見つめた。

ポエミはそんな僕に笑顔を向ける。

お互いに真っすぐに見つめ合う。

そして、僕たちの顔は少しずつ近づいた。

ポエミが瞳を閉じる・・・


やがて軽く唇が触れた。


ポエミは、はにかんで下を向く

「マリオが見れない・・・」

僕もポエミを直視で出来なかった。

胸をかきむしって叫びたいくらい恥ずかしさで一杯だった。


「行ってきまーす」

何時までたっても恥ずかしさが収まらない僕たちを、梨沙ちゃんの大きな声が現実に引き戻した。

「もう、大丈夫だから」

ポエミはそう言って顔を上げる。

「また、電話するから」

僕が言うと頷いて、僕にもう行くように促した。

「いってらっしゃい。マリオ」



僕の午前中の仕事は駐車場と駐輪場の案内係だ。

腕に腕章をつけて校内に入ってくる自転車と自動車を案内する仕事なのだが、これが運動量の割にとても疲れた。

「あちらでーす」「こらでーす」と指示するだけで基本的にただ立っているだけ。まだ色々と動き回っていた方が疲れない。

時々自転車の止め方が曲がっていたりすると真っすぐに並べなおすのだが、ボサッと立っているよりはその作業をしている方が楽だった。


昼過ぎに案内係を終えて受付に向かった。

午後からは僕と牧野さんが受付担当となっており、まもなく交代の時間になる。

受付に行くと、運動部が出している屋台の焼きそば、たこ焼き、じゃがバター等が差し入れられていた。交代前に腹ごしらえしておこうと、僕は焼きそばを一つ取り食べ始めた。

程なくして牧野さんも受付にやって来た。

牧野さんは青のりが付くのが恥ずかしいと言ってじゃがバターを食べていた。

受付の業務はパンフレットの販売やイベントの参加申し込み等々、仕事はあるものの程よく忙しく退屈しなかった。牧野さんもいつもの調子で話しかけてきたのであっと言う間に時間が過ぎた。


受付の当番を終えると今日はもう自由時間だ。

仕事から解放されるた牧野さんはキラキラした目で僕に話しかけてきた。

「生田君、付合って欲しいところがあると」

僕は特に見たいところもないし、どこで暇をつぶそうかなと考えていたので牧野さんに着いて行くことにした。

連れてこられた先はオカルト研究会が行っている占いコーナーだった。

「占い?」

「うん」

僕はポエミが泊まりに来た時の事を思い出す。

あの占いはポエミもチサ姉も当たってたよな。

僕は当たってなかったけど。

「生田君もやるけんね」

強制参加らしい。まぁ、いいけど。

部屋に入ると、受付の人に

「一人づつですか? それともペアで?」

と聞かれたので、どうするのか牧野さんの方を見た。

「ペアで」

牧野さんは即答した。

僕はどちらでもよかったけど、男が一人で占いに来てるシチュエーションも絵にならないので、これで良かった気がする。

僕らはペア占いの部屋に案内される。

通された部屋には、霊視が出来ると言う三年生のオカルト部員の女生徒が妙なコスプレをして座っていた。霊視がしやすい様にと生年月日と名前を聞かれた。

やがて、先輩の目付きが変わり霊視が始まった。

「生田マリオさん、あなた は・・・、前世で体の弱い人でした」

へぇ~、いきなり前世の話か

「その為、大切な人にしてあげたいことが出来ず悔しい思いをしてきたようです。ある時、あなたは想い人との恋に破れます。その想い人は、自分に何の貢献もしてくれないあなたには興味がなかったのです。その経験がトラウマとなって、今世のあなたは大切な人であればあるほどその人の役に立とうしてしまう傾向があるようです。でも、それは信頼の欠如です。 あなたは、ただ側にいる人を信頼すればいいのです」

そこで一呼吸置いて

「あなたが今世に生まれてくるとき選んだ才能は献身で目標は信頼です」

うーん、当たっているような気もするが・・・献身と信頼 ねぇ。 僕は微妙な顔をした。

「当たってるやん。何、微妙な顔してると?」

牧野さんはそう感じたらしく、

「うちも楽しみばい」

とワクワクしているのが傍目にも良く分かった。

次に女生徒は牧野さんの方を向き霊視を始めた。

「牧野絵里さん。あなたは・・・、前世で裕福な家に生まれた美しい娘でした」

牧野さんはちょっと嬉しそうだ。

「あなたは、蝶よ花よと育てられましたが、お父様が事業で失敗され家は没落しました」

「なんですと!」

いちいち反応する牧野さんが妙に可笑しかった。

「それから貴女を慕って集まっていた人達は蜘蛛の子を散らすように去っていきました。孤独になった貴女は数は少なくても真の友人こそ大切だと学びました。また、貴女には想い人がいましたが、没落したことで気持ちを告げる勇気が持てず諦めてしまいました。そのため今世では諦めが悪い傾向にあるようです」

僕の時と同じ様に一呼吸おく先輩

「あなたが今世に生まれてくるときに選んだ才能は寛大で目標は本当の自分を生きることです」

それを聞いて首を傾げる牧野さん。

「生田君。ウチって寛大?」

すると僕が答える前に占ってくれた先輩が言った。

「本来は寛大のはずですよ」

本来とか言うと、どんな占いでも当たる気がするけど。

でも実際、牧野さんは寛大だと思う。


占いのあと、参考の為に今日の午後のミニイベントを見に行ってみた。

イベントは何と合コンパーティだった。

うーん、大丈夫なのかこれ。

僕達が近付いてみると見覚えのある人が参加していた。

「牧野さん、あれって吉川さん・・・」

「そうやね」

うーん、吉川さんはイケメンで有名なサッカー部の先輩狙いなのか。

ライバルの多い所狙ってるな・・・

そうこうしてる間にイケメンの先輩は女子大生のような人に掻っ攫われて行った。

あれ?

でもあの人どこかで見たような

「あれって、福田さん!?」

以前、裏庭の風力発電の所であった事がある付属大学の4年生だ。

「みんな、彼氏が欲しかったとね」

牧野さんが言うと、何時の間にか近くまで来ていた吉川さんが牧野さんに言った。

「リア充爆発しろ!」

牧野さんは、そう言われキョトンとするが

すぐに言われた意味に気づき赤くなる。

「ウ、ウチはリア充やなかとよ」

それを聞いて吉川さんは

「あームカつく」

と言って、今度は別のターゲットを狙いに行ってしまった。



午後の仕事が終わってから見始めたので、ちょと見回った所で一日目が終了の時刻となった。

「少ししか見られんかったけど、楽しかったと」

僕も楽しかった。

この後みんなは前夜祭だけど、僕らは明日の午前中のミニイベントの準備だ。

そう言えばコーヒー紅茶はどうしたかなと思っていると

「えー!? パパ最悪ぅ!!」

と牧野さんの叫びが聞こえた。

どうやら送られてきたメールを見て怒っている様だ。

そして、えらい剣幕で電話を掛けはじめた。

「パパ! どう言うこと!!」


電話を終えても牧野さんは怒りが収まらないらしくプリプリしていた。

牧野さんのお父さんが急な出張で来られなくなったのだ。

予定では、仕事を定時で終えて前夜祭終了前までにコーヒーと紅茶の試供品を持って来てくれるはずだったのだが・・・。

「生田君、ゴメンね。パパがいい加減やけん」

「仕事ならしょうがないよ」

結局、僕が学校に残って明日の準備をして、その間に牧野さんがお父さんの会社まで試供品を取りに行くことになった。

昨日までで下準備は大体終わらせていたので、僕の方は1人で大丈夫だ。


1時間ほどで作業を終えた僕は、牧野さんを待ちながらポエミとLINEで話していた。

ポエミからのメッセージは昨日と違って大分元気そうだ。

やっぱり今朝ポエミに会いに行って良かった。

そう思いながら、朝のキスを思い出して一人赤面しながらニヤケていた。

人が見たら気持ち悪かったに違いない。

その時、外の様子が急に騒がしくなった。

もう前夜祭も終わってるはずなんだが。

「えっ、雨・・・」

マジか・・・そう言えば天気予報で雨が降るって言ってたな。

でも夜中に降り始めて明日の朝には晴れ間が広がるって予報だったはず、

少し早めに降りだしたか・・・。

牧野さん、傘持ってないよな。

迎えに行かなきゃ。

僕はカバンから折り畳み傘を取り出して校舎を出た。

途中コンビニに寄ってビニ傘を1本買い、駅に向かった。


駅に着くと牧野さんが大きな紙袋を二つ持って立ち尽くしていた。

雨の止む気配がない空を眺め、ため息をついていた。

やがて視線を下ろしがっくりと肩を落とす。

僕はそんな牧野さんに近づき、目の前で立ち止まる。

牧野さんは人影に気づき顔をあげた。

「迎えに来たよ」

牧野さんは僕をマジマジと見た。

「ウソ・・・夢じゃなかったっと」

牧野さんがボーっとした表情で言った。

僕は意味が分からず聞き返したけど、

牧野さんはすぐに何時もの調子に戻った。

「生田君、荷物の方持ってな」

「方?」


そして何故か僕達は1つの傘を二人でさしている。

傘を持っているのは牧野さんで僕は両手に荷物を持っている。

袋の中には試供品の他に保温ポットも入っており、ちょっと重い。

牧野さんは遠慮してるのか傘を僕の方に大分寄せている。

「牧野さん、もっと自分の方に傘を近付けなよ。濡れてるよ」

「そんなんしたら、コーヒーと紅茶が濡れちゃうけん」

そう答える牧野さんの肩が濡れている。

「だったら、僕が傘を持つよ」

「女の子に荷物の持たせると?」

そう言われてしまうと反論のしようもない。

その時、牧野さんは何か思い付いたようにニヤっと笑った。

「だったら、こうするとよ」

そう言って僕に体をくっつけてきた。

僕は驚いて牧野さんの顔を見る。

牧野さんは真っ赤な顔で僕を見ていた。

そんな恥ずかしいなら無理にこんな事しなくていいのに・・・

やがて恥ずかしさに耐えきれなくなったのか

「じょ、冗談とよ」

と慌てて体を離した。

でも、遠慮しすぎで肩が濡れている。

僕は恥ずかしかったけど体を少しだけ牧野さんに近付ける。

牧野さんはビックリして僕を見た。

「ゴメン。嫌だったかな・・・」

すると、牧野さんはブンブンと首をふり

「でも・・・もう、どうなっても知らんとよ」

と言ったが、声が小さくて聞き取れなかった。



その日の深夜――


今朝、マリオが来てくれたから、もう大丈夫。

キスしてくれたから大丈夫。今も電話で優しくしてくれた。

もう平気。

自分にそう言い聞かせる。

その時、窓を叩く音が聞こえた。

絵里ちゃんだ。

ズキン

出たくない。

しばらく無視してるとLINEが入る。

絵里『大事な話』

返信する

  『無理』

絵里『直接話したい』

  『無理』

絵里『話しておきたい。お願い』

嫌だよ・・・今は話したくない。

絵里『お願い。ほんの少しだけでいいから』


私は渋々窓を開ける。

そこには真剣な眼差しで私を見つめる絵里ちゃんがいた。

絵里ちゃんは昨日までと違って、少し優しげな表情をしている。

「ポエちゃん、出てきてくれてありがとう」

「うん、少しですむんでしょ」

私がそう言ったからか、絵里ちゃんは余計なことは言わず単刀直入に言ってきた。

「ウチ・・・・明日、生田君に告白するけん」

えっ

絵里ちゃん、何を言ってるの?

どうして・・・

どうしてそんな事・・・

「私・・・絵里ちゃんがマリオのこと好きでも良いよ。でもマリオには告白するなんて・・・嫌だよ」

混乱しながらも、私は自分の気持ちを伝えた。

でも、絵里ちゃんは首をふる。

「ウチ、きっと振られるとよ。でも、伝えたかよ」

振られるの分かって告白するの?

絵里ちゃんはどうしてそんなことするの?

どうして私にそんなこと言うの?

次々と疑問が頭の中を駆け巡るけど言葉にならない。

「ウチは振られても諦めんとよ。だってポエちゃん、家から出られんしウチの方が絶対良い彼女になれるけん。ウチはポエちゃんが彼女やって認められんけんね。ポエちゃんがウチの認める彼女にならん内は絶対諦めんから」

そんな・・・

絵里ちゃんは全然分かってない。。

マリオはそんな事、気にしてない。

マリオはもっと私の本質を見てくれるの知ってる。

マリオは他の娘になびいたりしない。

そんなの私が一番良く知ってる。

でも・・・

絵里ちゃんが本当は凄く優しくて寛大な娘だってことも私は知ってる。

マリオもきっと分かってるはず。

絵里ちゃんが魅力的な娘だってことも・・・

もしかしたら、いつか・・・

「やっぱりダメ!」

私は絵里ちゃんに叫ぶ。

だけど絵里ちゃんは首を振る。

「もう決めたと」

それでも私が抵抗すると、絵里ちゃんは条件を出してきた。

「ウチは学校で告白すると、止めに来たらよかよ。ポエちゃんが一人で来たらウチは告白するの諦めるけん」

そんな・・・

ズルい・・・

無理だよ・・・


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