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第3話

読んでくださっている方、お久しぶりです。

この頃は期末テストやら、資格取得の試験やらで、こちらの投稿が出来ていませんでした。


そのことには深く反省しています。

すんませんでした(泣)


今度からは忙しそうなときは先に報告します。

これからは2週間に1投稿を目指します。

納得いかずに投稿という形の時もあると思うので、その都度修正していきます。


少し加筆しました。

前の話と統合するか迷っています。

何話か書いたら統合するかもしれません。


 初めての戦闘を体験したあと。そろそろお昼時になるのを思い出して昼飯の準備に取りかかる。


 昼飯は食料に入っていた干し肉とパン、水ですまし、少し休憩していた。

 そのあと豹の体を爪や牙、肉、骨などに解体していく。初めて解体をしてみたが、凄く難しい。牙や爪のように抜けるものは直ぐに取れたが、皮のように剥ぐときに注意のいるものは気をつけながらの作業になり、想像以上に大変だった。

 解体を終わった後には

『スキル《解体》《短剣》《器用》を入手しました』

と新しいスキルも手に入った。

戦闘でも生きそうな器用を手に入れなれたのは、良かったことではないだろうか。


 解体を行うことも、この森で生活していくなら、必要なことである。



 先程の戦闘は偶然で勝てただけであり、自力では確実に劣っているだろう。

となると、自力を少しでも上げるために鍛練をしなければならないのだが、まだ寝床もなければ水源も発見できておらず、不安なことこの上ない。

 なのでまずは寝るところを見つけ、水源や安全を確認してから鍛練に移ることにしようと思う。


 幸いにして鍛練相手は幾らでもいるであろう森にいるため、敵と戦える力をつけられればいい鍛練が出来るだろう。


 との考えに至り、午前中と同じように寝るところを探し始める。


 先程ステータスを開いて地図を見たところ今は森の外側らしく、俺はそこをぐるりと回っていたみたいだった。

 ちなみに森の中心には赤い点が着いており、そこに行くことが次のクエストの内容だと予想できる。

 しかし、今いる外側から中心までの距離は約50㎞とかなりの距離がある。

 しかも道中が安全であるはずもなく、モンスターに襲われる事があると思う。中心に行くには実力をつけ、さらに索敵能力やサバイバル能力を身につけなければならないだろう。


 っと、話がそれたな。

 話を戻すと、俺は今森の南側と思われるところを森の上空(地図で見た)から見て時計回りに回っている。


 先程の豹のようなモンスターと出会わないとは限らないので、できる限り静かに周りに気を払いながらの移動だ。

 これを始めたときに


『スキル《索敵》《偵察》《静歩》《暗殺者の心得》《盗賊の心得》を入手しました』


 と午前と同じように頭の中に声が流れた。

 スキル名だけ聞くとなんか俺が悪者と思われるかもしれないが、二つの《~の心得》と《静歩》は動くときの音や気配を小さくするスキルである。

 悪い方に使えば強盗や盗みなどが出来そうだが、俺はやらんぞ。

《~の心得》二つには違う効果もあるがそれは必要な時に話すとする。


 スキルが手に入ったことによって、さっきよりも出す音が小さくなった。気配は感じることができないのでよく分からない。これは要鍛練だな。


 さて、スキルの話に逸れてしまったが今は歩いている最中であり気が抜けない場所でもある。

 周りにいるのは自分よりも強いモンスターばかりというのを忘れてはダメだな。


 そんなことを思いながら流石に精神的にきつくなってきたころ、俺の目の前には直径1m程度の穴が岩で出来た斜面に開いていた。


 俺はアイテムの道具類に入っていたランタンに火を灯し、ゆっくりとそこに近づいていき、中を覗き込む。中は入口よりも広くなっており天井が約2m、幅が4mぐらいだろうか。日本にある普通の部屋と同じぐらいの広さだった。

 う~ん、ここでいいかな?

 まぁ、仮拠点としてここを使って他に良いとこが見つかったらそっちに移るのも1つの手だからな。

 よし、ここにしよう。

 そうと決まれば後は水だな。近くに水源があればいいんだけど。


 そう思いながら拠点の周り(半径1㎞ぐらい)を探していると川を見つけた。

 地図で見ると北から流れてきて今俺がいる方にきているようだ。


 とりあえず、水袋に入るだけ入れていこうか。

 俺はアイテムから水袋を取り出し、順番に水を入れ満帆にしていく。

 全部に入れ終えたら、アイテムにしまい、拠点に戻る。


 まだ、時間はあることだしちょっと周りを見てきますか。

 俺は拠点付近を回り、食べれそうなものを見つけたり、危険なところやモンスターがいるのかを注意深く観察した。

 そうした結果、バナナのような黄色く細長い実をつけた木や、林檎のような赤い実をつけた木、梨のような黄緑っぽい実をつけた木などの果樹があり、果物には不自由しなさそうだった。それらの木から数個実を取りアイテムに仕舞っていった。

 周囲の観察をした結果は特に危険そうなところは無く、モンスターがいる痕跡も見つけられなかった。


 その後は木の枝や葉を集めたり、木を斧で切り倒し拠点近くに運んだりした。

 ちゃんとした道具があれば家具などが出来るのにと内心思いながら調理を始め、簡単な野菜の炒めものと干し肉、パンを食べて夕飯とした。


 夕飯の後は切り倒した木に向かって斧を降り下ろし薪を作ったり、落ちてくる木の葉を槍で貫く鍛練をし、拠点の中に集めた葉っぱを敷き詰めそこで眠りについた。


読んでいただきありがとうございます。

誤字脱字・矛盾・よく分からないところ等ありましたらお気軽に聞いてください。


気に入って貰えたら、評価していただけると作者の励みになります。

今後ともよろしくお願いします。

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