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キャラクター紹介

 キャラクターの紹介であり、本編を読んだ後が理解出来る内容も多いと思われます。こちらから読まれる方は、若干ですが本編のネタバレ要素も含みますのでお気を付け下さい。

浅見(あざみ) 志郎(しろう)

 突如として異世界に召還された極々一般の十七歳の凡人。勿論、魔法を使用する際の魔力なんて物は欠片もなく、異世界『トリニティゲージ』に召還された際は、かなり長い間白昼夢と勘違いしていた。思い込むと曲がらない石頭体質である。

 昔、実家が道場だった幼馴染の亜沙に鍛えられ、普通より若干瞬発力、持久力に長けている。長年の空白期間(ブランク)はあるものの、一応勘だけは残っているので、一通りの武術はこなせる。魔法が無いなら殴れば良いじゃない。

 異世界を訪れた時、偶然出会った白髪少女、セーレセアルに魔法の専門用語や、あまつさえ失敗転移魔法等を噛まされ、若干魔法恐怖症に掛かり掛けている。この世界では致命的欠陥になる事請け合い。

 白昼夢と勘違いしていたせいか、『トリニティゲージ』特有の生物や魔族を見ると、「夢なのに現実的(リアル)だな」と無意識に呟いている。

 他人に任せる事を嫌い、「自分の事は極力自分で成し遂げる」が座右の銘。だが魔法を生活必需品としている世界で、魔法を一切使えない彼は、果たして銘を押し通していけるのだろうか。


【セーレセアル=?=?】

 志郎が怪しげな建物内で起きた時、気配無く忍び寄り肩を叩いた、ホラー系映画ならば確実に殺す役になり得る芸当をする少女。

 処女雪のように白い肌や膝まで届く白髪、ジト目の瞳は綺麗な翡翠色。それだけでも非常に奇妙な外見なのだが、最低限の部位のみ防護する西洋鎧。加えて、何も無い虚空から、青い布が何十にも巻かれた白槍を出現させるという奇妙な芸当までこなす。

 出会った当初から自らの口で話さず、脳内に直接声を響かせる魔法と思しき物を使っている。志郎からは、腹話術を極め過ぎて、普通に会話する事が面倒になった等の失礼な推測をされた。

 感情が表に出る事は皆無で、脳内に響く声にも現れない。

 それ故に名前以外は一切不明。魔法の専門用語等を淡々と述べ、転移魔法を使用した為に、志郎は性格さえ掴めていない。

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