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微生物を愛でたいのだよ!(設定資料集)  作者: まいまいഊ
もしも◯◯だったら、という名の没ネタ集ですよ。
31/31

もしも、ゲームのようにステータスがある世界だったら。

 というわけで、貰ったばかりのギルドカードを持ち、起動させる言葉をいう。


「ステータス、オープン」


 ギルドカードは輝き、本人にしか認識できない文字が映し出される。

 本名、年齢、など個人情報はもちろんのこと、体力や魔力といったものまで数値化されて映し出された。


★基本情報★


名前 沖石 醇奈

性別 女

年齢 23

出身 日本(地球からの来訪者)

種族 地球人類


利き目 左目

利き手 右手

得意魔法 微生物

得意武器 微生物



★ステータス★

体力 86

(再生能力は高いけれど、基礎の体力は低い。期待するだけ無駄です)


力 22

(もやしっこです。練習用木刀でさえ、満足に振るえないでしょう)


魔力 45

(一般人並みにもってはいる)


器用 89

(微生物研究(いじり)は器用さが命! もはや職人技)


知力 76

(院生なので、それなりの頭脳です。しかし、知識には偏りがみられるので注意が必要です)


精神 52

(長時間単調作業に耐えられる程度の精神)


防御 144

(叩かれれば痛いし、斬られれば血も出ますが、それらが死因になることはないでしょう)


魔法防御 144

(燃えるもするし、凍りもしますが、それが致命傷になることはないでしょう)




特技・技能(スキル)

「偏執的集中力」(興味のあることに没頭する時の集中力がすごい)

「最悪の寝相」(睡眠時に反撃するぞ!)

「写生技術」(顕微鏡写生の技術)

「道具作成」(観察する時、ほしい道具を自分で作れる程度)

「飲食・排泄不要」

「状態異常耐性(致死無効)」(猛毒を受けても、命は落としません)

「口語限定言語理解」(文字は読めません、自力で頑張りましょう)

「再生能力」(プラナリアもびっくり)

「水精霊召還」



固有能力(ユニークスキル)

「顕微鏡の眼」(電子顕微鏡いらず)



★称号

「三度の飯より微生物」(何事においても微生物を優先する者)






「自分の能力は把握したか?」

 キセノン尋ねる。


「概ね、予想通りと言うか何と言うか」

 神からチートをもらったので、ステータスやらスキルがおかしなことになっていることは分かっていた。


「どうした?」

 苦笑いしているのに気がついたのだろう、キセノンが話かけてきた。

「いや、『最悪の寝相』っていうスキルがあって……睡眠時に反撃するらしいのだけれど。僕、寝相悪くないと思うのになぁ?」


「……寝相というか、なんというか。妙なスキルを持っているんだな(しかし、あの程度の威力では、役に立つことはあるまい)」

 実は、身をもって体験したことがあるキセノンは言葉を濁す。アレは反撃系のスキルによるものだったのかと、そんなスキルが存在したことに驚いていた。





「どうして、自分のスキルとかがこのカードに浮かぶんだろう」

「一説には、神の力が働いていると言われているな。神はすべてを知っているからな」

「神の力か……」

 だから、どうみてもこの世界にあるとは思えない単語や、やけに口語的な説明文が現れたのだろう。



「隠しておきたい事柄は隠したいと念じれば、文字が薄くなる。そうすれば、他人が見るにはギルドで特別な処置をしない限り、確認できなくなるぞ」


「わかった、消しておく」

 僕は出身や種族だけは消すことにする。あとは、ばれると面倒そうな耐性系のスキルを消しておく。



「よし。では、さっそく仕事を探しに行くか」

 そして掲示板のある部屋へ、向かうのだった。

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