異世界でよくある、抗生物質を作ろうよ、である。
43~45・毒と薬は、表裏一体。有益にも有害にもなる物質
キシリトールは、犬や猫には毒。キシリトールはペットの届かないところに。
ちなみに猫は甘みを感じません。そのせいか、キシリトールの誤飲は犬の方が多いらしい。
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この作品の抗生物質な話。
内政系な異世界ものではありません。
さらに使命感や正義感のかけらもないので、基本的に現代知識は自己満足にしか使いません。その副産物で、何か異世界に新技術発生となるかもしれないだけです。
そして、異世界なのでわざわざ抗生物質を青カビからとらなくともいいような気もします。異世界の青カビの抗生物質はどの病原菌によく効くのか分からないし。それならば、すでにある薬の正体が! という方が楽でしょう。
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没ネタ。
「微生物たちの毒物戦争の果てに見つけたものとは!」(全米が泣いた)
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妄想な没ネタ。
誰か別の人に乾燥酵母菌の生産を任せたい。
そんな時は、異世界ものにはありがちな奴隷を登場させて……とか、ふと考えていました。
仕事内容。
カビの世話、育ったカビを乾燥、乾燥が終わったものを瓶に詰める、売りに行く。
売上金額は半分くらい給料としてあげる。空いた時間は自由に過ごして良い。
そんな生活をさせそうですが……買われた奴隷にしてみれば、カビを育てさせられることは、精神的重労働で酷い話になりそう。
むしろ、酵母を育てる仕事をするだけの器械、魔動人形を作るか購入する方が、ありえるだろうなーと思ってしまうのでした。
(そして、パンの葉農家の生計の危機がー)
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破魔草。
破魔草は作れないけれど、破魔草モドキを破魔草にする魔法の粉(胞子)は作れる……はず。
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ミジンコもどきの天敵の餓死。
お菓子の袋などのゴミを捨ててはいけません。餌と間違えた鳥やイルカや魚が食べてしまいます。消化されないので、体内に溜まります。いずれ、餌が食べられなくなります。
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ギルドなんかの薬草採取の依頼で、「ごくまれに存在する草の採取(しかも、周りには非常に似た草が生えている)」というやつをみると、依頼の草と似てる草の生態と関係が気になってしまう性格です。
★テンプレメモ★
抗生物質の登場。