表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

始まりは紫煙の中

挿絵(By みてみん)


「紙タバコ禁止」「電子推奨」「違反者排除」

罰則:現場処理可


彼方此方にポスターが貼られている。

リアルな肺の写真を使ったポスターまであった。


電子タバコの煙を吐く人々

汚いものの様に足で紙タバコを角にうごかす。


ミントグリーンのパオがゆっくりと入ってくる。


銀髪は嫌がらせの様に貼られてるポスターを横目に「……くだらない」と呟く。


助手席にお座りするハスキー、窓の外を見てる

ちょっとソワソワしながら


「……なんか臭くね?」


銀髪はチラリと助手席のハスキーを見て


「規制の匂い……あと窓から顔出すな」


遠くで軽い揉め事なのか怒声が聞こえる。


ハスキーの耳がピクッと動き喧騒の方を向く

垂れてた舌をしまい耳を澄ます。



公園 の ベンチにだらっと座ってる赤髪

隣りに置いてある雑嚢から

ひょっこりと顔出す顔を出すカカポ。


カカポは周りを見渡して

「なあ、ここヤバそうだぞ」


赤髪笑いながら手を横に振る


「大丈夫大丈夫、だいたい大丈夫」


すると話題が上がると何故か起こる事

数人の若者が電子タバコを噴かしながら

歩いて来る。


カカポの要らないテンションが上がる。


「それさ!!

……煙じゃなくて

“気分”吸ってるやつだろ!!」


赤髪は呆れた様にボソリ


「あー……それ言う?」


電子派の男はカカポに詰め寄る。


「……今なんつった?」


カカポ恐怖でフリーズしそうになるが

それに打ち勝つ様に


「火ついてねーのに満足してんの!?

すげーな!!」


赤髪は面白い事が起こりそうと

ニヤニヤしながら


「ごめんごめん、コイツ口悪くてさ」


全然止める気のない赤髪。

逆上した若者はカカポの首を掴んで持ち上げる。


もう口は勝手に動きだす。


「そんなのオカマが吸うやつじゃねーか!!」


逆上した若者は

カカポを叩きつけ様と振り上げようとする


(あー終わった!今から謝るか?)


宙を舞うカカポ……


「ぐえっ」っと地面に落着。


赤髪がカカポを振り上げた瞬間に手を

蹴り上げたのだった。


地面に落ちたカカポは「痛てて」と起き上がり

とりあえず落ち着く為に葉巻タイプになった

わかばを咥えてオイルマッチで火をつける


赤髪はさすがに「あ、ばか」と洩らす。


周囲に広がる紫煙と匂い。

近くに居た外野も気付きこちらに集まって来る


「紙派だ!!」「やっちまえ!!」


カカポは慌てて

「いや違う違う違う!!」タバコを踏み消すが


銃声!カカポへのじゃない!


周りの電子タバコ派への銃撃だった


紫煙を噴かしながら銃を構える集団


「やるじゃねーか鳥!

先にお前等が手を出したんだ

紙派の正当防衛として介入させて貰うぜ」


「禁止事項を破ったのはそっちが先だ!」


カカポは「うっ」となり

踏み消した吸い殻を足で角にやる。


「紙派に危害を加えようとしたのは其方が先だ」

「そーだ、そーだ!」カカポが声援を送る。


電子タバコ派の武装した法治機関が到着

紙派の増援も急行してるらしい。


赤髪はゆっくりと革製ホルスターから弾倉式の

モーゼル拳銃M172を抜き出す。


銃声、サイレン、集団の移動する気配

周りの情報で銀髪はパオの中から状況確認する。


ハスキーの耳がピクリと動く


「来る!」


銀髪はハスキーの声に反応し

モーゼル拳銃C96を

最小動作で脅威を撃ち抜く。


動揺する接近する小グループ。


木製のストックを装着し他を正確に

一撃制圧で制圧していく。


「……迂回する」


パオのエンジンをかけて走り出す。


「何故、私達まで……」


パオの狭いダッシュボードの上に鎮座する

ラッキーストライク(ソフト)とジッポ


「……」


ハスキーは目を合わさない。


「それ、隠せ」

「はい」



赤髪は楽しそうに笑いながらモーゼル拳銃の連射

赤髪を狙う銃口。


赤髪は近くの人間の首根っこを掴んで

其方を向く「ぎゃ!」短い悲鳴、

力を失う掴んだ物になってしまった影から

応射して掴んだものを蹴り出し物陰に入る。


「軽いな最近の奴」


「だからここヤバいって言ったろ!!」


赤髪はニヤりと

「いや面白くなってきたって!」


「とりあえずあの路地に逃げよう!」


「Zに弾取りに行こっ!」と

数発ばら撒いて路地に駆ける。


路地にモーゼル拳銃を構えながら飛び込む赤髪


「……あれ?」


既に倒れてる数人に敵を見る。


「なにこれ、綺麗すぎ」


「怖っ!急所を一撃!?ゴルゴかよ!

ヤヴァい奴が居る!」



パオが路地を曲がるとブレーキ……


銀髪は曲がった先の光景にまゆをひそめる。


壁には無数の弾痕に数人の人だった物。

多数被弾したが息の有る電子派。


ハスキーが周囲の匂いを嗅ぐ


「これ多分1人でやってる」


銀髪が小さく溜め息


「……雑」


銃声、爆発音、黒煙

町全体が完全に内乱状態になっている。


銀髪は数日間やり過ごそうと思っていたが

無言で車に戻る。


「町を出る」

「……喫煙可能のドックランで遊びたかった。

了解、誘導する」


走り出すパオ。


ハスキーは最短ルートで誘導



赤髪は拡大する戦況に


「やべ、これ終わらんやつだ」


半豪をヘルメットにしたカカポが怒鳴る。


「最初からだよ!!」


「撤退、撤退!」

「待って、待て!」


Z2に跨がる赤髪

遅れて縛着してある特等席の雑嚢に潜り込むカカポ

走り出すZ2



町を出た銀髪達

パオのハンドルを握ったまま


「……くだらない」と呟く。



町を出た赤髪達

Z2のハンドルを握ったまま伸びをする様に


「でも、悪くなかったな」



パオのキャンパストップからあがる紫煙と

Z2の雑嚢から上がる紫煙

町からあがる黒煙


紫煙と黒煙が混ざり、空の色を濁していく。


しかし、

銀と赤はまだ交わらない

どーも!アオンです!

うーむ…やっとタイトル画入れられた。

タイミング的にはあらすじに入れたいのにな〜

色々、手探りでやっていってますので

銀髪、赤髪、ハスキー、カカポ共々

よろしくお願い申し上げます。


byアオン

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ