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なんだか皆んな、心配性で過保護な家族ですね、、、

「聞いたよ、ディー。ついにあのカフェのルールも知ってしまったんだね。」お兄様が、少し残念そうに言ってきます。私から何も伝えてないのに、授業後に帰ってきたお兄様がもう知っています。情報源は、ルルですね。告げ口するのが早いんだから、と言わんばかりに見つめます。ルルはすぐに目を逸らしましたけども。

「えぇ、お兄様。こんな大切なこと、わたくしにも教えてくださいな。堂々と1人でも使ってしまってましたわ。()()見られてると思うと恥ずかしい…」

「それは、公爵令嬢としては、当たり前のことだよ。カフェを使う()()が与えられているんだ。今後のディーが社交界でキチンと身分にあった振る舞いができるように、カフェを利用することに忌避感を持って欲しくなかったんだ。まぁ、知っていたら絶対ディーが嫌がると思って言わなかったのは、悪かったと思うけど、言わなくて正解だっただろう?」ふぅ、とため息をお兄様がついてますが、こんなに私の性格当てられて悔しいですね。だけどそれでも、私には無理ですよ。

だって、周りから見たら、公爵令嬢という権力の塊が、1人ふんぞり返って、食事してるだけじゃないですか。今まで()()()特権で、()()()()()と疑問に思ってなかったんですけど、カフェの食事は、値段が書かれてなくて、ルルも必要ないと言ってたので、払ってなかったんですよね。その代金。ああ、そうです。最初から、寄付で大金払っているので、その分の賄いみたいな食事が提供されていたということじゃないですか。。。そんなの痛々しいので、1人でこれからも通えると思います?根っからの貴族ではない、社畜根性備わってる私には目立つ要素満載で恥ずかしいだけですよ。それに、悲しいことに、お兄様たちがいないと(わたくし)お友だちがいないので、ザ1人ご飯確定ですよ?テラス席の特等席、ボッチは厳しいからカフェを利用するしかないじゃないですか。だけど周りはその特権を堂々と行使する令嬢にしかみえてないんですよ?なんだかフラグが立ちそうなので不穏ですよね。絶対回避案件でしたよ、、、


「ディアナ、君は確かに前世を持っているだろう。だけど、今はシルヴァン家の()()()()だ。身分に見合った振る舞いが、自分自身を守ることも出来るんだ。それを君にもしっかり理解してほしい。僕も、君が幸せに生きてくれれば嬉しいんだ。だから、できる手立ては全て打つよ。」

「お兄様……」優しいお兄様、私が前世を覚えているって、伝えた時も、こんな風に優しく私を守ってくれた。だから、お兄様を大切にしたいなって思っているのに。本当は、私の方が、精神年齢は年上なはずなのに、彼の前では、妹になってしまう。甘えてしまう。優しさが、ただただ嬉しい。

「ディアナ、聞いたよ。学園で、お友だちが出来たんだって?どんな子なんだい?」ニコニコとしながら、お父様、お母様が、(わたくし)のお部屋にやってきました。これで家族4人勢揃いですね。そして、私のことを可愛がろうと来てくれているのがよくわかります。そして、お父様たちも、私のお友だちに興味津々です。

「同じ特待生の、リリィさんという子ですわ。とってもいい子で、私を公爵令嬢ってわかってからも、態度が変わることなく、接してくださいまして。あ、少し焦ってはいましたけれど、気にしないでって言ったらすぐにいつも通りになってくれまして。()をしっかり見てくれた、優しい子ですわ。」そう説明して。お兄様も「しっかりした()()()です。自分の立ち位置を理解して振る舞える子でした。」ふふふ、お兄様も、リリィちゃんを褒めていますね。とても、嬉しいです。お父様たちにも、この嬉しさを共有できるのですから。

「お父様、お母様、今日もリリィさんったら、(わたくし)のことを知ろうとお話、たくさんしてくれて。自分の立場と、(わたくし)の身分の差が与える影響まで考えてくれて、思慮深い子です。」


「そうかい、ディアナは、いい友だちができたんだね。それはとても嬉しいことだ。」お父様も喜んでくれていますね。ふふ。

「けれど、特待生のリリィさんだったかな?その子だけでなくて、もっと他の爵位の貴族の人たちとも一度交流を持ってみないか?ディーの今後に必要な()()()を増やすことは、君の人生の糧になるよ。」お父様、私が友だち少ないから心配してくれているんですね。それに、爵位のある友だちを作りたがらない私に釘を刺しておきたいのも伝わりますが、、、「大丈夫よ、お父様。私にはチェルシー様とソフィア様もいるのだから、充分お友だちは沢山いますわ。」なんてちょっと反抗してみるけれど。「だけど、休みの日にしか会えない子たちだ。学園で何かあったら、どうしようもないんだよ。もしもの時に特待生の1人しか、頼れないなら、困ることになるかもしれない。一度、頑張って交流をしてみないかい??ディアナ、君のことが心配なんだよ。」

「そうだよ、ディー。僕も君を気にかけているけれど、どうしても学年が違うから、直ぐに駆けつけられるとは限らないんだ。ディーが大変な時に駆けつけるのは僕でありたいけど、そうもいかない。そんな時に、他に友だちを作っていれば、ってこともあるかもしれないよ。」

うぅ、そう言われると、少し刺さりますね。ボッチだと、何かあったら助けてもらえないですからね。教科書だって忘れた時に見せてもらえるかわからないものね。。。だけど、ギラギラしたあの人たちの下に突っ込むの、勇気いるんだよなー。

仕方ないなー。だけど、話してみたらいい人だった、なんてこともあるし、仕方ない、来週からは、挑戦してみるのもいいかもしれないですかね。。。

はぁ、まだまだ学園生活始まったばかりで、大変だけれど、頑張りますか、、、

恐縮ですが、表現を変更しました。

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