とってもプリティな子でした、リリィちゃん
「え、ディアナ様、14歳なのですか??」くりくりのお目目を目いっぱい大きくして、私の年齢に驚くリリィさん。とても愛らしい。子リスといっても通じるレベルで、可愛い仕草をしますね。昔を思い出す可愛らしさがあります。いえ、絶対有り得ないので、懐かしんでも仕方ないですね。
あの後、入学式が終わって、特待生同士同じクラスとわかりましたので、一緒に教室に向かっています。ルルも少し警戒しているようでしたが、今は一歩引いて付いてきてくれます。
「初めての教室に1人で入るの緊張しますね。」なんて、話していたら、お友だちがいないボッチ仲間と知ったリリィさんから、先程の特待生云々を質問されました。どうして私が特待生なのか、ということを。そりゃそうです。貴族の私がボッチって、そして特待生って、なにがあったかと思いますよ。私だって自分でなければ聞いています。そんな他愛もない説明をしていたら、折角なので、席も隣に座ってレクリエーションを受ける予定になりました。
「えぇ、そうよ。私、本当に貴女より一つ下のはずなのだけど、とてもそうは思えないわね。まるで貴女の方が年下みたい。」そう、クスクスと笑ってしまいました。仕方ありませんね、まるでこの子、忙しなくクルクル変わる表情と、それに合わせた仕草、前世でも仕事前によく見かけた女子高生たちがする動きみたいで、まだまだ子どもという感じがしていて、とっても愛らしい。
「そ、そんなこと、ありませんよ。私、これでも、年上なんですよ。一つと言っても、お姉さんです。」むん、とする仕草が余計に愛くるしさになっていることにも気づかないところが可愛らしい。
やっぱり、何かの物語のヒロインみたいで、愛嬌があるようですね。まぁ、転生したら物語の世界、なんてことはそうそう起きることでもないので、杞憂なんでしょうがね。それでも、この子の仕草と話し方、ヒロインのようで眩しいですね。私も、こんな姿を目指すべきですかね?(お嬢様は、そのままが1番です。)ボソっと呟くルル。よく考えていることがわかりましたね、すごいです。。。
「あ、ディアナ様、このレクリエーションの後は校内案内みたいですね。折角なので、この後もご一緒してもいいですか??」教室に貼り出されていた行程表を見て話しかけてくるリリィさん。ほんと、小動物みたいに愛くるしい。もちろん、オーケーしましたよ、だって、まだレクリエーションが始まる前のガヤガヤ空間だったはずなのに、教室にいた他のクラスメイトの皆さん、目をギラギラさせて、獲物を見つめる姿に変わったんですよ。リリィちゃんが天然で良かった、このピリピリ空気にまだ気づいてないところ、すごく安心します。これから心の中ではリリィちゃんと呼ぼうと決意して、この空気を切り抜けますよ。だって、嫌な予感がすごくしますからね。




