なんだか婚約者候補になりそうです。。。どうしてこうなった…
「ど、ど、ど、ど、」壊れた機械が誤作動を起こしたみたいな声を出してるとお兄様が。
「どうしてか、と言われてもこれは、ジュリアン様がディアナを気に入ったから。そして、力関係的にも次回は我が家からの繋がりが欲しい時期だから。これは、一応政治的な戦略もあるから、お父様たちが、今話し合っているところ。かな。」
「はは、面白いな。やっぱりお前の妹。まるで、5歳児には思えないその頭と言動と行動。それに、その表情。見ていて飽きない。」なんて事言うんですか。これでも、一介の乙女に向かって。私が寛大だからって、言って良いことと悪いことがありますよ。
「ジュリアン様、妹は聡明ですが、1人の人間で、まだ5歳です。優しくしてあげてください。」
「ジュリアン様、私はオモチャではございません。意思のある人間です。どうか、面白いと、仰らないでください。」2人に言われて、キョトンとした王子様。だけど、やっぱり彼はまだ素直なようで。
「あぁ、言葉が悪いな。すまなかった。僕も、こんなに楽しいのが初めてで、少し舞い上がってしまった。許してくれ。」キチンと頭を下げられる。まだまだ全然擦れてないお子さまで良かったです。だけど、やっぱり、今はそれよりも、大事なことが一つ。
「私のどこが気にいる要素があったのですか?全く覚えがありませんが。」言い返した記憶はあっても、きゃーって感じは出してない。おかしい。。。
「お前、あれだけ僕を前にして軽口叩けるやつ他にいないぞ?あのキャシー嬢だって、コイツしか見てないけど、僕に対する態度はよそよそしかったって言うのに…」
「キャシー嬢もただ驚いていただけです。それに、彼女はとても優しい良い子です。ディアナとはまた違う魅力があります。」いや、お兄様、なんでキャシー様を持ち上げてるんですか。それに、私を何だと思っているんですか??
「まぁ、キャシー嬢は置いておいて、今後、僕が派閥が固まった時に、隣に並び立てる令嬢はそうはいない。だから、お前が呼ばれたんだよ。」いや、だからの意味がわかりにくいんですが。。。これは、どうにか切り抜ける方法はないのでしょうか?
お父様たちのお話も佳境ですかね??なんとかなりませんか??
どうしてこうなった………




