☆グッバイニューワールド★
俺は今、絶望と言う名の崖っぷちにいる。一歩進めば暗闇暗黒世界へまっ逆さまだ。それはイヤだ。だが、後ろから刻々一刻とニワトリとダルマが近付いてくる。
イヤだ! 俺はまだ夢を観たい!
イヤだ! 俺はまだ寝ていたい!
イヤだ! 俺はまだ謳歌したい!
しかし、俺の気持ちを察することも・・・いや、察してはいる。なんなら、分かってもいるし、理解もしている! だが! それなのに! 近付いてくる。
俺はまだまだ休めるのに! 休日が来ても良いのに! 連休はハッピーエンドロールなのに!
いや、エンドロールは駄目だな。終わるから。とにかく、とにもかくにも、来るなぁ! 近付くなぁ! 俺に、俺から、連休を奪うな!
「じゃあ、あげようか?」
「ふぇ」
「無限の休みを★」
うわぁぁぁぁあ!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
無限の休みを与えられても、ソレが日常となれば、慣れてしまえば人は当たり前にする。休みじゃない日が特別になる。
あ~つまり、何が言いたいかというと、
「特別だと思っている物からすれば、私たちが特別だと言うこと。ですよね? 先生」
ん。よく分かってるじゃないか。今のを聞いて、君たちに宣言・・・いや、予言?
「何だと思う?」
「知らねぇよ」
・・・良いことを言おう。うん、コレだな。コレが一番しっくり来る。
「ループは怖い。と言う訳だ。グッバイニューワールド」
ゴールデンウィーク終わらない
俺が終わってないって言ったら終わらない