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ハリガネベイスボウラーズファイブ!  作者: 椎家 友妻
第七話 決戦!劉庵寺!後半戦
78/100

1 規格外のホモ

バゴォン!

 「ストライク!バッターアウトォッ!」

 ミットがはじけ飛ぶかと思うような轟音を響かせ、

碇の投げ込んだストレートが俺のミットに突き刺さり、

七回表の劉庵寺の攻撃は、三者三振で幕を下ろした。

ちなみにさっきの六回表の劉庵寺も三者三振に打ち取っているので、

碇が登板してから全ての打者を三振に仕留めている事になる。

そしてさっきの打席で豪快なホームランを放った四番の伝念も、

碇は高めのストレートで空振り三振にねじ伏せている。

五回まで岩佐先輩が試合を作ってくれたので、碇が投げるのは四回だけ。

その分碇はほぼ全力投球に近い状態でボールを投げ込んで来る訳やけど、

今更ながらにこいつの底なしの怪物ぶりには舌を巻かされる。

しかも今回の山ごもりの特訓で、ストレートの球威は更に増している。

こいつやったら、あの大京山の超強力打線相手でも、

三振の山を積み上げる事ができるやろう。

これでこいつがホモやなければ、言う事ないのやけど・・・・・・。



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