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ハリガネベイスボウラーズファイブ!  作者: 椎家 友妻
第五話 決戦!劉庵寺!前半戦
70/100

4 強い!張高野球部!

そして勝負球となるであろう第五球目。

岩佐先輩の投げたボールはまたもやインコース。

それを毛観念はバットの根元で打ち上げ、

ショートのキャプテンが難なくキャッチ。

平凡なショートフライで三者凡退に切って取る事ができた。

 「よっしゃぁっ!」

 「岩佐ナイスピッチ!」

 そう言いながら千田先輩やキャプテンが、

岩佐先輩の頭をバシバシ叩きながらベンチに戻って来る。

岩佐先輩も「痛ぇよ!やめろ!」

と言いながらも、顔はちょっと嬉しそうや。

あの劉庵寺を相手に立ちあがりを三者凡退に抑える事ができて、

大きな手ごたえを感じているのやろう。

そんな岩佐先輩達をベンチ前で遠川監督が出迎え、凛とした表情で口を開いた。

 「よし!いい立ち上がりだ!

この勢いで次は相手にどでかい先制パンチをくらわせてやれ!

いいかお前達、これだけは肝に銘じておけよ」

 遠川監督のその言葉に、張高ナインが息を飲んで次の言葉に耳を澄ます。

そんな中遠川監督は、俺達の心の臓を拳でブチ抜くような声を張り上げた。


「お前達は、強い!」


 「いょっしゃぁあああっ!」

 その言葉に俺達のボルテージは、一気に爆発した!



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