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ハリガネベイスボウラーズファイブ!  作者: 椎家 友妻
第四話 衝撃の事実と、山ごもりの特訓
57/100

1 連れて来られた先は・・・・・・

あれからリムジンで三十分くらい走った後、

俺達はとある和風の屋敷へ連れて来られた。

そこはまるで老舗の高級旅館を思わせるような立派な建物で、

ちなみに俺は以前、この場所に来た事があった。

ここは遠川監督の実家で、『遠川組』というヤの付く組織のお屋敷なのや。

あの時は遠川監督を張高野球部の監督にスカウトする為、

遠川組長に直談判しにここに来たのやけど、

まさかまたこの場所に来る事になるとは思わんかった。

という事は、あの黒スーツの男達は、遠川組の組員の人達やったんか。

そやけど何でいきなりこんな強引に連れて来られなアカンのや?

まだこの状況が飲み込めない中、屋敷の女中さんに案内されたのは、

以前遠川組長と直談判をした大広間やった。

あの時は部屋の中に遠川監督の御両親である組長と女将さんと、

組員が百人ほどひしめき合っていたけど、今回はそれらの人達は居らず、

その代わりに、俺のよく見知った人達が居た。

それは張高野球部の面々で、

俺達と同じでいきなりここの組員に連れて来られたせいか、

色んな意味でバラバラの格好をしていた。



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