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私と彼氏のほのぼの事件簿  作者: 優樺
春の章
6/6

事件簿ファイル3:お嬢様、月の咲く丘で

「あっ、待って。何処に行くの?」


ゴールデンレトリーバーを追っていくと、其処(そこ)は一面が淡い黄色で彩られた花園でした。

(れい)には犬の「ワン♪」という鳴き声が「月の咲く丘はここだよ!」と言っているように聞こえたのです。

ふと、見覚えのある顔が見えました。


陽榊(ようき)~!もう大丈夫なの~?」

「大丈夫だって!もう、何処も悪くないよ。まるで、翼が生えたみたいだ。」


彼は自慢するかように走ってみせるのです。(れい)に大丈夫だよ、と示そうとしています。

ベルガモットの香りのする腕に、ふわりと抱きしめられれば、もう何も言えませんでした。


(れい)、約束の物。」

「これは………?」


差し出されたのは紅玉と金剛石をあしらった指輪。


「……結婚して。」

「……わかったわよ。一生、鈍感なあなたに付き合ってあげる!感謝なさい。」


「逝こう……」


二人は仲良く手を繋いで、ゆっくりと歩き出しました。その顔は幸せな微笑みに溢れていました。


………END………………………………


いままで小説を執筆してきましたが、初めて書きあげられたことに感動しています。

陽榊と零を登場させるにあたって、わざと文体を統一しませんでした。タブーだと思いますが。


HAPPY ENDで終らせたかったので、気楽に書いたつもりだったのですが、私の人生は辛いことばかりだったので、癖が抜けませんでした……。


さて、あの2人はとりあえず幸せそうで良かったなと。


これからもHAPPY ENDを目指して書き続けることに致しますので、お願い致しますね。


では、また小説の中で機会があるのならば、お会い致しましょう。

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