凍る三日月
凍る三日月
夜道を歩いていて
ふと感じた冷気に驚いて、隣をみると
君はその夜も凍っていた
孤独の光が
冷たく瞳の端から
ひとすじだけ、ツーって、流れ落ちたね
薄紅色の唇が、吐息を漏らすのは
じぶんはしあわせだという
瀕死の嘘をつきつづけたからか
そのくせにじぶんのついた嘘を
想い出した夜などには
月をみあげて、凍ってしまって、
それで君の心は、薄くは笑いながら
ほんとうの真実への情熱の激流に
溺れてしまうしかないのか、凍る三日月
凍る三日月
夜道を歩いていて
ふと感じた冷気に驚いて、隣をみると
君はその夜も凍っていた
孤独の光が
冷たく瞳の端から
ひとすじだけ、ツーって、流れ落ちたね
薄紅色の唇が、吐息を漏らすのは
じぶんはしあわせだという
瀕死の嘘をつきつづけたからか
そのくせにじぶんのついた嘘を
想い出した夜などには
月をみあげて、凍ってしまって、
それで君の心は、薄くは笑いながら
ほんとうの真実への情熱の激流に
溺れてしまうしかないのか、凍る三日月
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。