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晴天の霹靂とはこのこと4

「んで?そんな有望だった親父に育てられた俺に何の用?」

「....下賤の民だな、口の利き方がなっていない...まぁいい剣術に秀でた者が育てたのだ。お前もゴウキリから手ほどきくらいは受けているのだろう?」


確かに、セグラルドはゴウキリから剣術体術共に、幼い頃から習っている。決して治安が良いとは言えない場所に住んでいるのだ。生きるために必要だっただけだ。


「確かに習ってるけど...いや、近衛隊の人間は他にも沢山居るだ、でしょう!?なんでわざわざ俺にんなこと....」


そうか、解った。こいつ等は吐いて捨てるほど居る下賤の民の命など全く気にも留めないということなのだろう。近衛隊の大半は貴族出身だ。上級貴族になるほど魔獣退治など身内が黙っていないだろう。要は面倒くさいのだ。


セグラルドを見下すように見つめる瞳が、それを物語っていた。



「何、討伐次第帰国すれば報酬は言い値で渡そう。もちろん装備も準備させる。行ってくれるね?」


目が全くもって笑っていない。これは紛うことなく脅しである。行くか、死ぬか2つに1つだと言われたようなものだ。



(胸糞わりぃ.....)


セグラルドに行かないという選択など、始めから与えられていないのも事実であった。


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