はじめに
本作品を読むにあたり、ご案内いたします。
本作品は、現在多様な作品が存在する、戦艦を題材にしたいわゆる『艦船擬人化』ものとなります。擬人化作品が苦手な方は、予めご承知おき下さい。
また、極力専門用語の使用を控え、『艦船知識があまりない方でも読める』ことを目的に執筆をしていることや、作者自身、深い造詣がある訳ではありませんので、一部事実と異なる部分があることを、ここに表記させていただきます。
ならびに、本作品は、百合要素も多く含まれます。こちらも予めご了承下さい。
以上の事を踏まえ、本作品は、艦船知識がない方に、船の名前を冠したキャラクターたちの生き様を楽しんでいただくことを第一に、艦船知識をお持ちの方にも、「おっ」と思っていただけるような作品を目指して、執筆をしております。
また、後発の方へ、本作品は、全四部構成となっておりますが、これは主人公のキャラクターの都合で分かれているため、どの章から読み始めて頂いても構いません。以下、各部の主人公の名前だけを紹介させていただきます。
〇第一部:河内型戦艦二番艦「摂津」
〇第二部:雲龍型航空母艦未成艦「生駒」
〇第三部:松型駆逐艦四番艦「桃」
〇第四部:出雲型装甲巡洋艦「出雲」
最後になりますが、本作品には、政治的意図は一切ございません。また、どのような物語展開であれ、当時実艦に乗船された方々並びに関わった方々に、敬意を払い、制作しています。
長くなりましたが、ご案内は以上となります。それでは、艦船擬人化創作『夕碧センチメンタル』を、お楽しみください。