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青い薔薇  作者: AIKU
8/9

ふぁいる7 やっと発見!!

「あぁぁぁっーーーー!!!」




〜やっと発見!!〜



龍人達は走って先に進んでいた。するとだんだんライトに光が要らなくなっていた。


「この先だな」


その先にあったのは湖だった。



「龍人・・それに颯太と霧島か?」


「あっ!!紫苑」


声のした方を見てみると紫苑達がいた。

やはり紫苑達も永久達にプレゼント(?)を貰ったみたいだった。


「結局どちらの道もここに続いていたんだな・・・」

と、響夜はしみじみと言った。


「それより、宇佐美は何処だ?」


「あっ!!あそこに・・・≪ギャァァァァァァァァァーーーーーーーーーーー≫・・って、何だあれ?」


颯太が喋っているといきなり何かの声が聞こえた。

その声の方を向くと、焔がいた。しかしそこにいたのは焔だけでは無かった。

何がいたかと言うとそこにはよくおとぎ話の中に出て来そうな白いドラゴンがいた。


「なんなんだ・・・・あれは・・・・」

紫苑が珍しく驚いていた。

 

「宇佐美!!」


いきなりドラゴンが焔に襲いかかろとうとした。

すると、なんと焔は軽々と後ろに下がってきて龍人達にこう言った。


「何でここにいるんだ?」


そう焔に言われた瞬間ドラゴンがいきなりこっちに向かって来た。


「チッ・・・・すぐに来た道に戻れ!!」

と、焔に怒鳴られたので唖然としていた龍人達はすぐに動き出した。

しかし、元の道に戻ろうとしたが道がなぜか岩でふさがっていた。


「どうする?」

紫苑は冷静に焔に聞いた。


「・・・・・仕方ないな・・・あれが向かって来たらとにかく逃げろ」


「それしか方法はなさそうだな・・・・」


「とにかく逃げればいいんだよな!」

龍人は紫苑と焔に確認した。


「・・・・ああ・・・」


そうしているうちにドラゴンがまたもや向かって来た。


「逃げろ!!」


龍人達は全員散らばった。が、夢叶だけはワンテンポ遅かった。


「夢叶!!」

ドラゴンは夢叶の方に向かっていた。

龍人は夢叶を助けようと夢叶の方に向かった。


(間に合わない・・・・)


ザクッ!!


≪ギャャァァァァァァァーーーーーーーーーー≫


夢叶がいたところを見てみると焔が夢叶を片手で米俵を担ぐみたいに担がれていた。

そして、もう片方の手にはしっかりと大きな剣が持たれていた。

その大剣でドラゴンの目を軽くかすめたらしい。


「・・・・大丈夫か・・・・?」


「え・・・ええ・・・」


いつの間にか呻いているドラゴンから離れてこっちまで来ていた。


「夢叶に宇佐美!!二人とも大丈夫か?」


「・・・ああ・・・」


「ええ、宇佐美くんが助けてくれたから・・・」


「そうか、よかった!!」

と龍人達が話していると、


「なぁ宇佐美、何でお前は一人で洞窟の中に入ったんだ?」

といきなり響夜が焔に聞いた。


「・・・永久と刹那に言われたからだ・・・」


「なんて言われたんだ?」


「・・・中にいる子を助けて・・と言われた・・・」


「中にいる子?俺たち以外誰もいないけど・・・」


「・・・これは中に入ってから分かったんだが・・・どうやらあのドラゴンの事みたいだな・・・」


「「はぁーーーー!!」」


「・・・・俺に言われても困るんだが・・・」


「いや・・・悪い・・・」


「でも、どうやって助けるの?」

いまだに焔に担がれたままの夢叶が聞いて来た。


「・・・・わからない・・・」


「「「・・・・・」」」

と、そんな事を話していたら


「龍人、逃げろ!!」


と、逆側にいた紫苑の怒鳴り声でドラゴンが近づいて来ている事にに気がついた


「チッ・・・・とにかく今は逃げるぞ・・・」


「了解・・・」


「わかった・・・」


すると急に


『『こらーーーーーーーーーーーーー』』

と、頭の中に怒鳴り声が聞こえて来た。


「うわぁ!!」


「・・・・永久・・・刹那・・・」


『まったく何でいきなり聞こえなくなるんだヨ』


『まったくね!』


「永久、刹那急に声が聞こえなくなったが何があったんだ?」


『それはこっちのセリフだヨ!!響夜』


「えっ?」


『いきなりみんなの声が聞こえなくなっちゃったの』


「そうだったのか・・・」


『それよりあの子を助けてあげてヨ!!』


「・・・・やっぱり・・ドラゴンだったんだな」

焔の予想は見事に的中していた。


『そうだヨ!!』


「・・・何であんな風になっているんだ?」


『さすが焔だね〜あの子はねちょっと質の悪い魔法の影響であんな風に暴走しちゃってるの』


「そうだったんだ・・・・」


『だから僕たちは君達にあの子を助けてって言ってるんだヨ』

なんとなくだが龍人達は永久達の願いがわかってきた。


「・・・・どうすればいい?」



『『それは自分たちで考えて』』



「・・・・・えっ!!教えてくれないの?」


『う〜ん・・だって僕達にもわからないんだモンww』


「モンって・・・・」  


「どうしよう・・・・」


「・・・・一回風間達と合流するぞ・・・・」


「ああ、そうしよう」


『紫苑と朱奈と颯太には君達に言った事は伝えといたわよ〜』


「ありがとう刹那」


「じゃあドラゴンが止まっているうちに行くぞ」


「・・・・ああ・・・」


響夜の合図によって紫苑達のいる所に行った。


「宇佐美ーーーーーーーー」

と、言って颯太が焔に飛びついた。

焔はと言うと軽く顔をゆがめていた。

ちなみに焔が顔を歪めていたのは颯太が嫌だったのではなく単にどうしたらいいのか迷っていただけだった。


「颯太・・(多分違うけど)宇佐美が困ってるからやめような(黒笑)」


「ハイ・・・ワカリマシタ」

相変わらずな二人だった。


「刹那と永久から大体は聞いたがどうする?」

紫苑が言った。



「・・・・・これから俺の言う事を聞いてくれるか・・・・?」





ごめんなさい。

中途半端なところで終わってしまいました。

本当にすいません・・・。

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