作品詳細
登場人物や国の名前など、作品の設定を書き込んでいきます。こちらにしか書かない設定もあるので是非 一読願います。
第1話
〇登場人物
リラン・オラクーロ・サルヘナス(無性別)
・本作品の主人公。八つの摩天楼と共に誕生する。見た目は人間種の14~15歳の銀髪の少年だが、人間種ではない。八人の迷宮の使徒に名を与える。
ヴァルディーク(第一の柱)
・八つの摩天楼のうちの一つ『第一の摩天楼』を管理する迷宮の使徒。迷宮の使徒最強と称されるが、超がつく程の面倒臭がり屋。
セラフィ(第三の柱)
・八つの摩天楼のうちの一つ『第三の摩天楼』を管理する迷宮の使徒。腰ほどまで伸びた真っ直ぐな黒髪と目元の黒子、艶やかな唇、長い睫毛が特徴的な美しい女性。リランに絶対の忠誠を誓う。普段は穏やかな性格だが、リランの話になると感情が激しくなる。ケルヴィとソローネに名を与える。
ケルヴィ
・八つの摩天楼のうちの一つ『第三の摩天楼』の魔物。セラフィ直属の配下の一人。リランとセラフィに忠誠を誓う。炎剣を扱った剣技を得意とする。
ソローネ
・八つの摩天楼のうちの一つ『第三の摩天楼』の魔物。セラフィ直属の配下の一人。リランとセラフィに忠誠を誓う。魔法を得意とする。
リエッタ(人間種)
・リラン達が出会った外の世界の初めての住人。波乱万丈な人生を乗り越え、今はフェリスと二人で農家を営んでいる。農作物を主に街で売りに行くため、僅かながら敬語で話せる。しかし、街で聞いた言葉を真似して覚えたので間違っていることも多い。
フェリスと出会った時に、スキル『慈悲なる心』を獲得した。
フェリス(人間種)
・リエッタを絶望の淵から救った子供。容姿に優れ、ぷるんぷるんなタマゴ肌が特徴的な可愛らしい女の子。本当の兄妹ではないことを知っているが、リエッタのことをお姉ちゃんと呼んでいる。リエッタのスキル『慈悲なる心』の眷属『恩恵に与る者』に選ばれた。また、スキル『豊饒の大地』を獲得している。
ガドラ(人間種)
・冒険者ギルド『天空の大鷲』のサブマスター。現A級冒険者で、ギルド内でも実力を評価されている。得意武器はハンマーで、ガドラの一撃は大地を抉ると言われている。
ミルティと同じくパーティ『大鷲の大翼』に所属している。
ミルティ(エルフ族)
・冒険者ギルド『天空の大鷲』に所属する現A級冒険者。魔法を得意とし、ギルド内でも三本の指に入る実力者。見た目は幼いが、実年齢は80歳(エルフ族の平均寿命は450歳ほどなのでまだまだ子供)。
ガドラと同じパーティ『大鷲の大翼』に所属している。
ルーミール(犬人族)
・冒険者ギルド『天空の大鷲』に所属する職員。赤いキャスケットをかぶり耳を隠しているが、モフモフの尻尾がスカートから垣間見えているため、一目見れば犬人族だと分かる。漸く研修期間を終え、ギルドの案内役に抜擢されるも·····。ラミリアに対して絶大なる恐怖を抱いている。
ラミリア
・冒険者ギルド『天空の大鷲』に所属する受付嬢。長い緑色の髪は緩やかに巻かれ、後ろ髪は肩より前に垂らされている。仕事ができる女性で、笑顔を崩すことがない。ルーミールの指導担当として面倒を見ている。
〇モノプテロス大迷宮
・世界に突如リランや迷宮の使徒と共に誕生した円形神殿型の複合ダンジョン。『第一の摩天楼』『第二の摩天楼』『第三の摩天楼』『第四の摩天楼』『第五の摩天楼』『第六の摩天楼』『第七の摩天楼』『第八の摩天楼』が、草原に描かれた八芒星の頂点にそれぞれ聳え立ち、それぞれが円形神殿の柱となっている。
〇パルシュツール王国
世界の四大国の一つ。王都が三重の壁に取り囲まれている。(壁 貧 壁 街 壁 王都 壁 街 壁 貧 壁)という構成になっている。貧:貧民街、街:ヴェルカドーラ
・王都
貴族が住まう街。常に国の騎士団が警備している。亜人や貧民街の住人の立ち入りは禁止されている。ヴェルカドーラに住む人間も、王都に住む者の招待が無い限り立ち入ることは出来ない。
・ヴェルカドーラ
平民や冒険者が住まう街。主にギルドが立ち並び、冒険者ギルドや薬師ギルド、商人ギルド、鍛冶師ギルドで賑わっている。衛兵も巡回し、ある程度の秩序が守られている。
・貧民街
孤児や移民に溢れている。衛兵も立ち入らず、秩序は無い。無法地帯と化している。