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始まりの街へ

少し短いですがどうぞ!!

「褒美は何がいい」


「ほ、褒美って大したことしてないのにそんなの悪いですよ」


リテアは真顔できっぱりと言ったが雪彦達は馬車が盗賊に襲われていたから助けただけで

たとえ冒険者だろうと襲われていたら助けに行っていたし助けた見返りとして何かをもらおうなんて思っていなっかた。


「いや、おぬしらはいかなる理由でも一国の姫それも第一王女を盗賊から救ったのだ、本来ならば国の英雄として扱うのが通例なのだがカリーテまではここから馬車をつかっても1月ほどかかってしまう。おぬしらを英雄として扱うとしても1月以上かかってしまう。その詫びとして願いを聞いてやろうと言ってるのだ、それにおぬしら渡り人であろう」


馬は一日に50km〜80km走るのが限界でカリーテ王国までだいたい北海道から福岡まであるためどんなに速く走っても1月ほどかかってしまう。


「な、なんでわかったんですか」


「馬を使わず馬より早くはしる奇妙な四角い箱など聞いたことも見たこともないからだ」


しまったと思ってももう遅い、この世界に馬より早く走るものなどないのだから。


「わかりました。自分達が望むものはここから一番近い街まで案内してもらうことです」


「地味な望みだな一生遊んで暮らせる金が欲しいでもいいのだぞ」


そんなことを言ってしまえば日本に帰れないどころかへたしたら地球が滅んでしまう。雪彦はまだ読みたい漫画やらアニメが大量にあるのだ。


「いえこれで十分です自分達だけでは街は見つけれないので」


雪彦達には食料がないもし街が見つからなかったら飢えで死んでしまうのだから雪彦の判断は正しい。


「そうか…わかったここから一番近いレアシスまで同行しよう」


雪彦はレアシスってレアが死ぬみたいだなとどうでもいいことを考えていたりする。


「ひ、姫様それでは王都に着くのが遅れてしまいます」


「かまわんたかが数日。余を助けていただいた恩にくらべれば」


その男は小さくはいというと自分の持ち場に戻った。


「見苦しいとこを見せてしまったな」


「いえいえ大丈夫です。さっそくレアシスに向かってもらってもいいですか?」


「わかったおぬしらは後ろから着いてきてほしい」


俺がうなずくとリテアは御者にレアシスに向かってくれといい再び馬車が動き出す




しばらくたちレアシスまであと半分という所で夜になり少し開けた所で野営することとなった。

見張りは親衛隊がしてくれるらしいのであとは寝るだけとなった。


「雪彦テントはどうするんだ? 親衛隊からかりてくるのか?」


「いやさすがにそれは申し訳ない」


馬車に載せれる荷物は少ないので必要最低限のものしかもってこれない。

テントも最低限いるだけしか持っていない見張りもしてくれるというのに貸してもらうなど申し訳なさすぎる。


「じゃあどうするんだ?」


「簡単だ俺のスキルで軍用テントをだせばいい」


「なるはど」


「テントは4つでいいよな?」


「ちょ、ちょっとまったー!」


その場にいる全員が琴羽を見た。


「きょ、今日ユッキーはわわ私と寝るのーー!」


顔を真っ赤にしながら琴羽は爆弾発言をした。

雪彦もかおを真っ赤にしながら。


「お、おま一緒に寝るってどうゆうことかわかってるのか!?」


「わ、わかっていってるんでしょが! じゃないとこんな恥ずかしいこと言えるわけないじゃにゃい!!」


盛大にかんだしかしそれがいいと雪彦は心の中でサムズアップする。

親衛隊はただの痴話喧嘩だとわかるとそれぞれの作業を再開した。


「とりあえず俺等のテント出してくれねえか?」



結局雪彦が折れた。

二人は一緒に寝た。


(寝れる訳ないだろおおおお)


雪彦は隣で寝ている(本当は寝てない)琴羽を意識してしまい余計に寝れなくなる。

シャンプーのいい香り、琴羽の体温、心臓の音そのすべてが雪彦に伝わってくる。

ただでさえ理性とSAN値がガリガリ減っているのに琴羽が寝返りをし雪彦の背中に抱きついてくる。

琴羽のそこそこある柔らかい二つの山が背中に当たっている。

止めて!もう雪彦のHPは0なのよ!


(背中に柔らかいものがあばばばばばば)


ついに雪彦がショートした頭から煙が上がっている。





「昨日はお楽しみでしたね」


どこかの宿にいる亭主のようにニヤニヤしながら優斗が近ずいてきた。

夕はどこか遠い目で雪彦をみている。


「うるせぇー昨日は何もしてないしされてもない!」


優斗はニヤニヤしながら雪彦は顔を真っ赤にしながら言い争いをしていた。


「あ、あのもう出発しますよ?」


言い争いは親衛隊の人が来るまで続いた。




???said


「どうだやつらは?」


暗くて何もない部屋には渋い顔をした老人とモニターに映る若い女性しかいなかった。


「カリーテ王国の第一王女に流れ人とばれましたが問題ありません」


機械に様に淡々としゃべる女性。


「ならいい。引き続き監視してくれ」


「了解しました」

さて最後に出てきた人達はいったい誰なのか

次回冒険者ギルドへ

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