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bastard  作者: 雷武☆虎貴
3/5

第3話吸血鬼と絆

戦いの果て、どうなるか、お楽しみください。

~あらすじ~

荒廃の世界に命を狙う殺し屋と普通の男が巡り合い、世界の平和を守るべく立ち上がり、吸血鬼といきなり戦うのであった。


「なんなんだ、あの紫の物体は!?」

そう焦る八咫。

無理もない、普通の物とは思えなかったからだ。

「まぁ、術か何かだろうね。」

「分かるのか?」

「うん、だけど、あれは、かなり熱がありそうだ。」

眉を寄せる八咫。

「それは、どういうことだ?」

「ん?いや、湯気というか陽炎出てるでしょ?そうなんじゃないかってね。」

「なるほどな。」

魂雅地は、持ってる手榴弾を投げた。

『ボンッ』と爆発音に反応した吸血鬼。

「ソコカ!」

だが、魂雅地たちは、影に隠れている。

その事に気づいていないのである。

「ここだ!」

八咫は、吸血鬼の背後に回って銃を放った。

「グギャアァァァァァァァァァァァァァ!!」

叫び悶え苦しむ吸血鬼。

そこへ追い打ちかけるように、撃つ魂雅地。

「ヤ、ヤルナァ・・・!」

翼は、ボロボロだが、まだ羽ばたけるようだ、宙に浮き始めた。

それと同時にえぐるようなスライディングを仕掛けてきた。

「素早いな・・・。魂雅地、こいつ、どうする?」

すると、魂雅地は、手榴弾を投げた。

投げた先は、スライディングする方向の移動先だ。

「ギッ!?」

一度駆け始めたら、止まれないのだろう、動揺をする吸血鬼。

爆風に巻き込まれる吸血鬼。

そこへ、背後から渾身の1弾を撃った。

「グァガヘァ・・・」

『ドサッ』と倒れこむ吸血鬼。

すると、元の人間の姿になった。

「う、う~ん・・・?」

起き上がる青年。

「気が付いたか?」

「あ、はい。ありがとうございます。」

お礼を言う青年。

「お前、なぜ、吸血鬼に?」

「それが、僕はモニターで薬を試すってことで選ばれて・・・。そしたら、吸血鬼になることができたんです。」

「今まで制御はできてたのか?」

「いえ、でも、今はうまく、この力を活用できそうです?」

首をかしげる魂雅地。

「どういうことだい?」

「僕、あなたたちと同行してこの会社に仕返しをしたいです。」

「んー、さて、どうしようかな・・・?」

「俺は構わないぜ?」

「君、名前は?」

そう尋ねる魂雅地。

血溜ちだまり みちるです。」

「んじゃあ、いきますか。」

そう歩み始めるのであった。

まさか、吸血鬼が仲間になるとは…これもまたいい感じだと思います、次回もお楽しみに

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