六話というなの初人外
やぁやぁみなさま!!席に座りながらこんにちわ!!
雅ちゃんだよ☆
いやまじで。
小学生からやり直しとか((真顔
どこぞの某少年探偵みたいな感じとか…いや、それよりも酷いですな。
ただいま初の授業です。いわゆる自己紹介ですね。おばちゃんはつらいよ。
あー…はやく帰って魔方陣の勉強したい。
あっ寮だ…勉強できない…え…めちゃくちゃ魔方陣の勉強したい。魔方陣したい…魔方陣………
「次のこー!!」
あっ、僕ですね。表情筋が死んでます。
笑顔を意識…笑顔…笑顔…無理。おじさんがいない。無理☆
「鳩羽雅っていいます!好きないろは黒色で枯れせげふんげふん…おじいちゃんが大好きです!!」
おじいちゃんっこさ☆
嘘です。こっちのおじいちゃんとかあったことありません。おじいちゃんよりダンディーなおじさんとか大好物です。
美味です。
「はい、良くできましたー! では次のこー!!」
ばれてないぜ…。
担任イケメン…ギリイ…。
若いってつまらないよね。
まあ、そんなこんなで自己紹介終了!!
このあとは教科書が分けられて寮にいくんだってー。
入学式のあととかめちゃくちゃ帰るの早いよね。小学生の時はこーゆーときが一番嬉しかった。
「みやびちゃーん!一緒にいこっ?」
天使が来ました。ゆめちゃんです。
首をかしげてる姿も天使です。
「うん!!寮楽しみだね!!」
ちなみに寮の部屋は小学四年生まではクラスごとで大部屋一つ。五年生から五人グループで一部屋。
なので、小学生のうちはクラス替えはないらしいです。
ゆめちゃんと一緒です♡
そのままクラス全員でぞろぞろと動いて到着!!
で・か・い☆
いや本当にでかい。姫路城ぐらいあるよ。いやそれ以上だよ。もっとでかい。
まぁ、一学年三百人ぐらいで、ここは小学生用の寮だから1800人か…うーん…それでも大きい?いや?小さい?
「えっと…一年二組の子供たちですね!みなさんこんにちわ!!一年二組の監督者の漆伏です!こちらはパートナーの狸族、タンポです!四年間よろしくね!!」
おお!初めてみた!!人外パートナー!!おおお!!
可愛い!!狸だ!!大型犬ぐらいの大きさだよ!!しかも赤色!!可愛いよ!!