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現代→古代  作者: 一理
エジプトのようで
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番外編『エジプトについて』

 エジプトは、古代ロマンがたくさん詰め込まれててわくわくしますね。どうわくわくするかって、具体的に言うならミイラとか棺とか五臓六腑入った壺とか、よくわかんない壁画とか……。

 ふふ……。

 ナイル川は皆さんご存知、世界最長の河川です。ちなみに日本最長は信濃川です。常識らしいですね、私は高校入るまで知りませんでしたけど。

 さておき、人は川の近くで文明を発達させます。エジプトはナイル川なのです。河の氾濫で暦を読んでいたとか……洪水来るのを予測するため、太陽に目をつけたことにより天文学が生まれ、そのあとの復旧のために考え出された測量のためうまれた数学などは、のちギリシャに伝わりターレスやピタゴラスに影響を与え、数学の大発展につながったとか?

 だれだよ三角形の合同とか、三平方の定理考えたやつ~って思ってたら、数年越しに知るというね。

 

 エジプトは神様がとっても多いです。人外的な動物系神様がわんさか

 以下ウィキペディア+α


○アトゥム - 創造神の一柱。 

 アリーの名前につけました。


○アテン - 太陽の光の化身。

 王様が名前変えたことで有名な神様ですね。いや、神様は有名じゃないけど。

 この神を信仰していた王様がアメン神を押しのけてアテン押ししたんですよ。

 さらに他の神々の祭祀を停止させた挙句、多神教ではなく一神教にしたそうです。こんだけ神様いるのに王様ってすごいですよねー

 ちなみにこれを「アマルナ宗教改革」というそうです。


○アヌビス - 死体を腐らせない神。死の友。

 これが主役の映画ありましたね。タイトル忘れたけど、近未来的な世界で、神様が人間の姿を借りて女と交わって子を残して、なんかよくわからないけど牢獄みたいな感じで閉じ込められた? とかいう

 ざっくり忘れました。


○アメン - 雄羊の神。

 ラー=アメンで大人気だった神様。


○イシス - 魔法の女神。ネフテュスの姉妹。

 イシスはギリシア語であり、古代エジプトではアセトと呼ばれた……って知らなかった。

 オシリスの妻としてよく書かれてますよね、神話系の漫画で

 バラバラになった夫を何度も蘇らせた。色々すごい女神

  

○イムホテプ - 知恵、医術と魔法の神。

 神話系じゃなくて、神格化した人。


○ウアジェト - コブラの女神。

 上エジプト派


○オシリス - 冥府の神。農耕神

 イシスの夫。体をミイラとして包帯で巻かれて王座に座る……イシス頑張るもナニだけがみつからずまま。ちなみにこの話はギリシャ人が考えた話らしいですよ。


○クヌム - 創造神の一柱。

 

○ゲブ - 大地の神。


○ケプリ - スカラベ、日の出の化身。

 人間男性の体にタマオシコガネ(フンコロガシ)の頭をもつ姿で表現される。うぉぉ

 

○コンス - 月の神。

 三柱神の1柱


○シュー - 大気の神。


○セクメト - 戦闘の女神。ライオンの頭を持つ。


○セト - 嵐の神。アヌビスの父ともいわれる。


○セベク - ワニの神。

 川の支配者鰐を神格化させた。


○セルケト - サソリの女神。イシスの従者。

 死者の内臓が入ったカノプス壺を守護するともいわれている。イシス女神が幼いホルスを守るためサソリを護衛につけたという神話から、セルケトはイシスの眷属ともされている。セルケトヘティト(喉に呼吸をさせる者)という名もあるソプデト - シリウス星の女神。

 そして、壁画では害をなさないように足もげられている。


○タウエレト - カバの女神。 


○テフヌト - 天候の女神。秩序、公正、時、天国と地獄の守護神。


○トート - 月、製造、著述、幾何学、知恵、医術、音楽、天文学、魔術の神。

 広い地域に長い信仰があった神

 自発的に生まれた神


○ネイト - 偉大なる母なる女神。


○ネクベト - ハゲタカの女神。


○ヌト - 天国と空の女神。


○ヌン - 原始の海。


○ネフテュス - アヌビスの母。


○バステト - ネコの女神。

 ……セクメトとは同一視されるようです。某ゲームをついつい思い出してしまいます。合体しまくってほとんど手元に残した記憶ないけど



○ハトホル - 愛の女神、音楽の女神、ホルスの妻。


○ハピ - ナイル川の神、豊穣の神。


○プタハ - 創造神の一柱。


○ヘケト - 蛙の女神。


○ベス - 出産や娯楽、保護の神-魔神(?)


○ホルス - 隼の頭を持つ神。


○マアト - 真理、調和、秩序の女神。


○マヘス(maahes) - ライオンの頭をもつ戦闘の神。


○メンヒト(Menhit) - 雌獅子の神。 

 ……セクメトとは同一視されるようです。


○モンチュ - 戦争の神。


○ムト - アメンの妻。ムートとも。


○ラー - 太陽神。アヌビスの父ともいわれる。

 というか最高神ですよね。アトゥムと習合されることが多いそうです。

 ファラオのことを神様扱いしてるから、王様=ラーだと思っていた時期がありました。


 さて、こうやって見ていくと兄妹婚の多い神々ですね。

 王様も兄妹婚が多かったみたいですけど。

 ツタンカーメンの場合、異母兄弟

 

 神様の誕生の仕方色々、ありますね。

 今回のエジプトの神様アトゥム(ラー同一視)様は、自慰行為をしてたくさんの神々を産みました。

 ギリシャ神話は自発的に誕生した系が多いですね。単性生殖も可能な神様たち。

 日本はイザナギとイザナミが頑張って子どもばんばんつくってくれましたけどね。

 一人で三柱作った伊弉諾、天照大神命・月夜見尊月読命・建素戔嗚尊速を産みだしました。

 そこっから増える増える日本の神様。

 

 はなしがそれましたね、エジプト神話において、人間は肉体、バー(Ba)、カー(Ka・精霊)の3つの要素から成り立っており。人が死ぬとバーは肉体から離れ冥界へ行くが、肉体がそのままであればカーがバーと肉体の仲立ちをしてアアルで再生できるとされた。イシスも肉体必死で集めてる話あるぐらいですからね

 だから古代のエジプト人は個人の肉体を燃やすのでも埋めるのでもなく、ミイラにして棺に入れたわけですねー

 これって死へ旅立つ人への、最良の愛といえるでしょうね。

  

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