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魔血吸の在り方  作者: スクロー
黄昏の出会いと結束の章
33/67

会議の在り方

なんとか投稿時間を早める事に成功しました

出来れば明日はもっと早く投稿します

窓を見ると、今日は雨だった

そういえばこの世界に来てから、あまり雨だった日がないな

まあどうでもいいか


食堂で食事をしてスーハと合流し、雨を防げるコートを着て訓練場に向かう


「おい、そこの魔物もどき!今日は会議室に集まるぞ!!」


訓練場で待っていると、少年が僕を呼んだ、トダという名前だったと思う


「あ、ありがとう」


「ケッ!なんで俺がこんなこと・・・」


どうやら呼び出しの仕事をさせられたらしい

後についていって、その会議室と呼ばれている場所に向かう


「おう!来たな!今日は報告がある!まあ少し待っていてくれ!」


ゴウ隊長はそういって、広い会議室の空いている椅子を勧めた

僕たちはそこに腰掛けて回りを見渡す

・・・おそらく僕の知っている人は全員そろっているのだが、どうしたのだろうか?

しばらくして、ドアが勢いよく開かれた


「おおっす!!みんな待たせたなっ!!みんなのスーパーヒーロー、グラン様のおでましでぇ!!!」


いきなり現れた男は、大声でしゃべりながらズカズカと入室してきた

上半身裸で、髪は長めに整えてあり、鼻が高く眼つきは若干たれているが、見るからに勝気そうである


「グランの兄貴!!」


「おお!トダじゃねぇか!?元気にしてたかぁ!?」


「もちろんだよ!」


「そうかそうか!ちったあ大きくなったか?」


「まだまだこれからだよっ!!」


「はっは~!俺様を抜く日とやらはいつか楽しみだなぁ~!」


その男は乱暴にトダ君の頭を撫でた後、フーさんに目をつけた


「おうフーよう!!相変わらず無口か!?」


「・・・」


「そうかそうか!!元気だったか!!」


フーさんはグランさんを遠ざけているように見える、もちろん無表情だ


「はーっ、ようやく帰ってきたって気がするぜ~!」


グランさんはゴウ隊長の隣に、椅子が壊れるんじゃないかと思うほど勢いよく腰掛けた

どうやらグランさんは何処からか帰ってきたみたいだ


「グラン!嬉しい知らせがあるといったな!!」


「おお!!ゴウ隊長よぉ!!そいつはなんなんだぃ!?」


「それはな、グラン・・・なんと新しい隊員が二人もいるんだ!!」


「ぉぉおおおおっっ!!!そいつは一大事だ!!!で、何処にいるんだ!!?」


そういって椅子を倒しながら立ち上がり、あたりを見渡す

すると、僕と目があった


「ああっ?なんだあいつ?魔物じゃねぇか!」


ああ、やっぱりそう思うんだ


「ふっふっふ、実はそいつが新しい隊員なのだよ!」


「なんだとぉっ!!」


しかし暑苦しい二人組だな


「ということは、あいつは魔物なのに魔物を退治してるのかっ!!」


「そうだ!!なんとさらに、あいつはあのダイジの弟子でもあるんだぞっ!!!」


「なっ、なんだってぇ~~~っっ!!!」


ことさら大きな反応で驚いて、こちらによろよろと寄ってきた

そしてそのまま僕の両肩を鷲掴みにする


「おい、お前、本当にあのダイジの弟子だったのか・・」


「え、あ、はい、一応色々教えていただきました」


僕は困惑しながらも肯定した

グランさんは頭を伏せて震えだした

そして


「っっっっっ最っ高じゃねぇか!!!色々教えてくれ!!あの人はどんな技を使っていたんだ??どうやって生き延びたんだ??というか何を教わったんだ!?なあ、なあ!なあ!?」


「あの、えっと、その・・・」


いきなりマシンガンの様に質問しだした

しかしこんなに一気に質問されては答えられない

困っていると


「おい、とりあえず報告だけ済ましてくれないか?」


ゴウ隊長がグランさんにそう言った


「お、おお、そうだな!お前、後で待ってろよぉ!!色々聞かせてもらうぜ!!」


そういって席に戻った


「よ~し!!それじゃあ報告を始めるぞ!!耳かっぽじってよ~~っく聞け!!」


何の話だろうか


「俺が見る限り、もうすぐ補充期間が始まるぜ!!!」


・・・辺りに緊張感が増した


「まだ数日あるが、大体最後まで見た!間違いねぇ、もうすぐだ!!」


怒った様な顔の人、悲しい様な顔の人、覚悟を決めた様な顔の人

色々な人がいるが、僕には何より気になる事があった


「あの、補充期間って何ですか?」


・・・今度は驚愕の顔がたくさんあった


「お、お前!遠征部隊の癖に補充期間を知らないのか!?」


トダが言った


「あ~、ダンナはそうでやんすよね」


スーハが言った


「君は相変わらずおもしろいな」


レフィさんが言った


「なんと・・・」


ギラさんは言葉もないようだ


「・・・」


フーさんが黙っている、いつも通りだ


「・・・ふ、ふははははっっ!!流石はダイジさんの弟子!!ハハハハハハッ!!」


そして、グランさんが笑った


「補充期間とは何か、だったな?」


ゴウ隊長が説明してくれる様だ


「知っての通り、今我々人類は魔物の侵略を受けている、それがいつ頃からあるかわかるか?」


これは知っている


「大体200年ぐらい前ですよね?」


「そうだ、しかし魔物も常に侵略をし続けている訳ではない」


・・・そうか、よく考えれば当たり前のことだ

これまで一日中討伐部隊が魔物を倒し続けていたが、それがずっと続けば10年も持つ訳がない

実際、僕が部隊に所属している間に、何人かの怪我人が出ていた


「つまり、侵略が途切れる期間を、補充期間と呼ぶのですね」


「そうだ、私たち遠征部隊は補充期間に遠征を行う、つまり「つまりだ!」」


ラングさんがゴウ隊長の話に割り込んで、ハッキリといった



「俺たちの出番が迫っているってこった!!」

グランは完全にある作品の登場人物を真似てます

名前からしてそうです

昨日まで私の思考にすら存在しませんでした

き、気付いたら書いていた、何を言っているかわからね(略)

しかし私に制御できるのだろうか・・・

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