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魔血吸の在り方  作者: スクロー
黄昏の出会いと結束の章
26/67

テストの在り方

総合評価100pt突破!

こんな小説を評価していただき、まことにありがとうございます!

そんなこんなで部屋を紹介されて、そこに荷物を置いた

部屋はいたって普通で、やはり兵が使うだけあって殺風景だが、これまでよりも幾分か広い気がする

部屋を出ると、あのいきなり斬りかかってきた女性がいた

ここに連れてきてくれたのも彼女だ


「では、次は食堂だな」


どうやら西門の施設の紹介を買って出てくれたようだ


「そういえば、名前を聞いてもいいですか?」


「む、そうだな、・・・レフィと呼んでくれ」


「レフィさんですね、あ、僕は一 命(ニノマエ ミコト)といいます、ミコトと呼んでください」


「ああ、ミコトだな、そう呼ばせてもらおう、ちょうどついたぞ、ここが食堂だ」


そうやって色々な施設を紹介してもらい、最後に門の前にやってきた


「この扉の向こうが戦場になっているが、私たちは練習で魔物を狩ってもいいが狩らなくてもいい」


「遠征にのみ、集中すればいいんですね?」


「そうだ、その成功こそが、私たちの最大にして唯一の目的だ」


遠征の成功、魔物からの領地の奪還だ


「本当は手合わせを願いたい所ではあるが、生憎隊長に禁止されている、施設の紹介はここまでだ、私はだいたい訓練場か戦場にいるから、見かけたら話しかけてくれ、君なら歓迎するよ」


そのまま手合わせに持ってかれそうではあるけど・・・


「ありがとうございました!これからよろしくお願いします!」


「ああ、それではな」


そういって颯爽と去る姿はとても絵になった

・・・向かう先が西門なのは、なんとも言えないが


その後は夕飯をとって、部屋に戻り、眠りについた

大きすぎるノックの音もせず、久しぶりにゆっくり寝た気がする



目を覚まし、食堂に向かい、そこでスーハを見つけた


「やあスーハ、おはよう」


「あ、ダンナ、おはようございます」


スーハはまだ、新しい施設になれてないみたいだった


「部屋が広くなってたよ、やっぱり遠征部隊は待遇がいいのかな?」


「そりゃそうでやんすよ、死ぬ可能性が一番高い部隊でやんすから」


やっぱりそうなのだろうか


「ところで、僕たちはこれからどうすればいいのかな?なんか入隊テストがあるとか聞いたけど・・・」


「そうでやんすね、とりあえず訓練場にでも行けばいいと思うでやんすよ、あそこは基本的に遠征部隊しか使わない施設でやんすから」


「そうだね、もしかしたらレフィさんもいるかもしれないし」


「ああ、あの爆炎のレフィでやんすね」


「え、知ってるの?」


「彼女は有名でやんすよ、魔法、剣術、勉学、どれをとっても優秀で、さらに容姿までいいときますから、そりゃあ有名にもなりやすよ」


へ~、知らなかった


「だから本人が遠征部隊に入ると言った時は、みんなが引きとめたそうでやんすよ」


「そうだったんだ、知らなかったよ」


「まあダンナはしょうがないですよ、噂の類はあっしにお任せを~」


そういってスーハがふざけているが、実際本当に頼りになるのだから馬鹿にできない


「ありがとう、頼りにしてるよ」


そういうと、スーハは少し照れた様子だったが、それを隠すつもりだろう


「さあ、訓練場に行くでやんすよ!」


そういって勢い良く立ち上がり、食器を片付けにいった

僕も苦笑いしつつ、後に続く



「よし!来たか!それではテストを開始するぞ!!」


ゴウ隊長がいつも通り大きな声で言った


「まずは基礎体力の測定だ!ついて来い!」


そう言って、西門に向かった



西門の外についた


「では、これから俺について走って来い!始めっ!!」


そういうと突然走り出した


「え、ここだと魔物が出ますよ!?」


「遠征部隊たるもの、何時如何なる時に魔物と相対しても動じてはならぬ!それぞれで対処することだ!」


実際魔物が出てもいいように、ゴウ隊長はあの大槌を担ぎながら走っている

この世界には普通の人はいないのか?


「無茶苦茶でやんす・・・」


いた、スーハはきっと普通だ


僕たちは城壁の外周を、南門とは反対の方向に走り出した

しばらく平地を走っていると、前方の森と大地が途切れていた

渓谷になっているようで、向こうの方に同じ高さの大地が見える


「すごい、どうなってるんだ?」


「そういやダンナは見たことないでやんすよね、この街が出来た理由でやんすよ」


「こら!何を話している!」


怒られた


「俺も混ぜろ!」


と思ったら違った


「ダンナはこの渓谷を見たことがないんでやんすよ」


「ほう、そうか・・・だが今は体力測定の最中だ、それ、行くぞ!」


そういうと隊長は森の中に入っていった

僕が足を止めていると声が聞こえた


「何をやっている!ついて来~い!!」


ハッと、我に返った


「ここも走るんですか~??」


隊長は森の中を爆走していた

何とかついていくが、やはり走り難いし、何時魔物が出てくるかわからない


「ッハ、ッハ、ッハ、ッハ」


スーハの息が荒くなってきた

僕はダイジさんの後についていった経験があるので、そこまで苦にはならないが、スーハは初めてなんじゃないだろうか?



走ること30分位、門の前に戻ってきた


「ハァッ、ハァッ、ハァッ!キツイでっ、やんすっ!」


スーハは大の字に寝転がっていた


「ほう、ミコト、お前は平気そうだな!大体の奴は息があがるか脱落するんだが・・」


「僕は何度か経験があるので」


「そういえば、あのダイジの教え子だとかいう話も聞いたな、あの人ならそういうことも教えそうだ」


「ダイジさんを知っているんですか?」


「いや、噂で聞く程度だ」


どんな噂なのだろうか・・・?


「いや、しかしスーハ、君もなかなか根性があるようだ、うむ、俺の目に狂いはなかったということか」


どうやら基礎体力のテストは合格のようだ


「さて、次のテストだ」



・・・スーハ、死んじゃうんじゃないかな

ああ、サブタイトルにカタカナを使ってしまった

出来る限り使わないようにしてたのに・・・

それもこれも前回でゴウ隊長がテストとか言っちゃうから

編集で無かった事にしようか迷いましたが、やっぱりそのままにします

なかったことにしてはいけない


あ、バトルジャンキーとか言っちゃってましたね、でも戦闘狂だと生々しいし、う~ん、難しい

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