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忘れられたメッセージの小屋  作者: Takara yume
生きた鏡

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希望を抱く心

クララは、小さな光でできた宙に浮かぶハートを見つける。近づくにつれ、それぞれの光点が、かつて小屋で語られた静かな希望であることに気づく。生き物たちと家は、希望が共通のメロディーとなる儀式に参加する。

クララは廊下を歩いていると、天井近くに何かが浮かんでいるのに気づいた。小さな光でできたハートが、まるで呼吸しているかのように浮かんでいた。それは飾りでも、ありふれた魔法でもなく、もっと身近なものだった。


彼女はゆっくりと近づいた。光は、まるで一つ一つがため息をついているかのように、柔らかく震えていた。ハートの縁に触れると、こだまのように柔らかな声が聞こえた。

「それぞれの光は、かつてここで語られた希望です。」


クララは目を閉じた。光は回転し始め、螺旋を描きながら、言葉となった。


「明日が今日よりも良いものになりますように。」


「沈黙が忘却とならないように。」


「心が信じ続けますように。」


生き物たちは近づいてきた。半透明の蝶がハートの周りを回り、金色の軌跡を残した。根のような生き物はひざまずき、胸から小さな花が咲き、光に向かって舞い上がった。小屋はため息をつき、壁は温かみのある反射で輝いた。


クララは優しく言った。

「これらの希望は私のものなの?」


心臓はささやき声で応えた。


それらは、ここで待ち続けたすべての人々のものだ。


光は歌い始めた。言葉ではなく、愛情が織りなすような柔らかな旋律だった。それぞれの生き物が独特の音を発していた。蝶はバイオリンのように、根を張った存在は土の太鼓のように、小屋は吹奏楽団のように振動した。


クララは浮かぶ心臓に囲まれ、地面に座った。光はゆっくりと降りてきて、彼女の肩、手、髪に落ち着いた。まるで希望が彼女を抱きしめているかのようだった。


彼女は長く深いため息をついた。彼女の息は新たな光となり、心臓と繋がった。小屋には物や思い出だけでなく、静かな希望も宿っていることを彼女は理解した。


心臓は再び振動し、天井へと昇り、星座となる光の軌跡を残した。クララは微笑んだ。希望は願いではなく、分かち合う旋律だった。

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