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魔法のアイテムのコーナー

クララは小屋の中に隠された部屋を発見する。そこにはテーブルがあり、羽根、魔法の薬、水晶、そして帽子といった魔法の道具が置かれている。それぞれの道具は眠っていた記憶を呼び覚まし、クララはそこから現れた存在と交流する。まるで、まだ声を聞きたがっている目に見えない存在のように。

不気味な光とともに朝が明けた。小屋の中を探検していたクララは、見たことのない半開きの扉に気づいた。そこをくぐると、緑色のランプに照らされた小さな部屋に出た。中央のテーブルには、奇妙な物が山積みになっていた。尖った帽子、色とりどりのポーション、浮かぶ水晶、青いインク壺の隣に置かれた白い羽根ペン。


「ここはどこ?」クララは用心深く囁いた。


帽子はまるで挨拶するかのように、クララの方へ傾いた。クララがそれに触れると、短く、遊び心のある声が聞こえた。「笑いを思い出せ。」


彼女は驚き、微笑んだ。そして羽根ペンを手に取ると、空気は空中に書かれた言葉で満たされた。送られたことのない手紙、煙のように消え去った言葉。文字の中から柔らかな声が聞こえた。「やっと読んでくれるの?」


クララは羽根ペンを撫で、優しく答えた。「ええ、読んであげるわ。」


ポーションは明るく輝いていた。一つには彼女を見つめる目が、もう一つには甘い香りが漂い、そして三つ目はまるで風景そのものを閉じ込めているかのようだった。クララは一番小さなポーションを開けると、目の前に記憶が広がった。静かに手紙を書く子供、涙を浮かべて手紙に封をする女性、別れの挨拶に手を挙げる友人。


それぞれ異なる色の結晶がテーブルの周りに浮かんでいた。それらに触れると、クララは柔らかな旋律を耳にした。まるで時空にとらわれた音符のようだった。先端に緑の結晶がついた杖が振動し、部屋を輝きで照らし出した。その輝きはまるでこう語りかけているようだった。


誰も語らなかった物語がここに保管されている。


クララはこの一角が魔法の書庫だと理解していた。それらは力を持つ物ではなく、記憶の保管庫なのだ。それぞれの宝物には、ある仕草、ある感情、そして目的もなく放置された瞬間が宿っていた。


彼女はテーブルに座り、それらの宝物に語らせた。笑い声、泣き声、歌声、そして約束の声が聞こえた。部屋は宙に浮いた記憶の合唱と化した。クララは目を閉じ、心の中で感謝を捧げた。


彼女が出て行くと、ドアはひとりでに閉まった。あの隅は今もそこにあり、待っていることを彼女は知っていた。あの小屋は、物でさえも忘れ去られた愛情の使者になり得ることを彼女に教えてくれた。.

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