戦いの後
おー凄い光景だ。
周りを見渡してみると、大地に顔面がめり込んだまま顔面倒立しているサイクロプス、
うわぁ右足切断されてるよ〜ひで〜。うん首はイッちゃってるね。
その周りにはオークジェネラルの死体が散乱。
グロっ!!何この地獄絵図!?誰の作品!?あー俺だ。
ダメだろダメ!俺にはグロ耐性は無いのだ!
俺は無限リュックにモンスターの死体を回収していく。
そう言えば中学生時代に描いた自画像が「グロっ!?日菜子!大丈夫か!?」って
父ちゃんに言われたな〜。それ以来だ俺の作品でここまでグロいのは。
俺は高校時代デザイン科だったから「作品」にはこだわるのだよ。
「な〜この死体は高価買取してもらえるの?」
俺はカシムの方を振り返りつつ尋ねた。
カシムは黄金に輝く鎧を装備していた。
「いやお前!銀色鎧だったろ!?」
「そうですね〜オークジェネラルの骨は丈夫なのでそれなりに売れますね〜ただサイクロプスは高く買い取ってもらえる筈ですよ、素材としてもですがあの頭を剥製にすれば貴族達の間で争奪戦になるでしょうね。
一つしかない目玉も魔法具の素材になるでしょうし。
後、私アイテムボックス持ちなので鎧は気分で変えてます」
背にマントを羽織り兜を左脇に挟んで答えるカシム。
「いや兜かぶれよ!居合できねーじゃんよ!!」又だよ!又コスプレ始めたよ!
「ヒナコデスさん細かい事気にしますね」
気にするよ!!命がけの戦いやってんだよ!
カシムの兜、顔も覆うタイプかよ。
兜かぶったから解った、あの肩の『白』の意味。黄金だぞ!白じゃないぞ!って思った俺が間違えてた。
漢字ー本足りて無いコスプレね、機動する感じの....。
カシムは俺の事おちょくってんのか!?
何かストレスゲージ溜まって来たぞ!?
「ヒナコデスそろそろ街へ戻ろうぜ!報酬の山分けパーティだぜ!!」
なんかラングが仕切って来たのもイラつくけど許してやる、山分けパーティの響きが気に入った!
よーしレットパーリィだぜー!!




