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異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
はじまり
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スキルアップ

「やったのか!?」

大地に脳天を打ち付けたままの「オーク」。

よく見ると脳天と首が「グロい」事になっている。


「フランケンシュタイナー」使うと決心して実際にやろうとすれば発動するのは理解できたが、

これ対人には使えない!!本気の「必殺技」だよこれ「必殺」だよ!!犯罪者だよ!!


生き残れた喜び、命を奪った罪悪感、スキル発動が理解出来た喜び、「フランケンシュタイナー」の威力が強すぎて使い辛い事実。

色々な感情が混ざり合った結果、俺の頬は痙攣せず、目元が痙攣した。

俺は叫び声を上げストレス解消をする事にした。

「あー!!混乱ストレスきてるよー!!!?」


「オークキングの討伐により特殊スキルプロレスラーの格が上がりました。

使用可能スキルが以下の通りとなります。」


ローキック

ミドルキック

ローリングソバット


逆水平チョップ

袈裟斬りチョップ

耳そぎチョップ


一本背負い

ボディスラム

ジャーマンスープレックスホールド


突然脳内に響くアナウンス。

「うお!」

突然過ぎて驚いてしまう俺。

いや叫び声上げてる最中にスキル説明は本気でやめてほしい。

今のこの現状、スキルは命に直結するんだ!!

と一瞬怒りを覚えたが、冷静に考えるといきなり一人で叫び出す俺の方が悪い気がしてきた。


気をとりなおしアナウンス内容を思い出す。


「「格が上がった」ってレベルとかじゃないのか」


「キック系はローキック、ミドルキックってきてローリングソバットなの!?普通ハイキックだよね!?

ローリングソバット、敵に背を向けるけど大丈夫なの?!」


「逆水平チョップ、袈裟斬りチョップ、耳そぎチョップ。パンチだろ!!!パンチしろよ!!!」


「一本背負いは良い。ボディスラムもまー良い。ジャーマンスープレックスホールドのホールド要る!?ホールドって3カウント取るやつよね!?オークに3カウント必要!???」



気をとりなおし「オークキング」と判明した対戦相手を確認。

もし無事に街にたどり着いた時、オークキングを倒した証明が有れば金一封等期待できるかもしれない。

しかしオークキングの討伐証明ってなんだ?討伐証明と言えばやっぱり耳か?


俺はオークキングの耳を切り取る決意をしたが、生憎リュックの中に刃物は無い。普通の人は刃物を持ち歩かない!!刃物なんぞあるか!と思った瞬間思い出す。

新たなスキル「耳そぎチョップ」を

「そうか討伐証明の為のスキルか」


俺はオークキングの耳を狙い、スキル「耳そぎチョップ」を発動した。

「耳そぎチョップ」を発動した瞬間、俺の右手はまるで鋭利な刃物になったような感覚となり、オークキングの耳はまるで刺身包丁で切ったように綺麗に切り取る事が出来た。


瞬間、脳内に響くアナウンス

「残虐スタイルを確認、特殊スキルヒールレスラーを取得、使用可能スキルが以下の通りとなります。」


毒霧

ビッグファイヤー

凶器攻撃


毒霧攻撃の為使用者に毒無効を追加。

ビッグファイヤー攻撃の為、使用者に耐熱スキルを追加。


凶器攻撃は凶器必須の為、使用者所持リュックに無限収納機能を追加。凶器をリュックに収納。

悪用を避ける為リュックには所持者以外の使用不可機能、自己修復機能、存在隠匿機能を追加。


「俺のリュックがチートだよ!!」


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