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異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
カミルの街
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女性冒険者ロウジー2

対戦練習場に立ったロウジーはレイピアを鞘から抜くとヒナコデスに言い放った。

「さぁ!貴女も武器を構えなさい!」

ヒナコデスは無限リュックからフライパンを取り出す。

無限リュックを認識する事が出来ないロウジーは動揺する。

(何!?空間魔法!?と言うよりフライパン???)

ロウジーが見た事の無い構えで待ち構えるヒナコデス、その構えは日本で言う処の「テニス」の構えであり、縦ロールのお嬢様と戦う気で満ち足りているヒナコデスであった。

「行きますわよ!!」

ロウジーの必殺の突きが放たれた次の瞬間、ロウジーの手にレイピアは無かった。

フライパンで弾き飛ばされていたのである。

「中々やりますわね...良いでしょうお遊びは終わりにしましょう。」

冷静に宣言しつつ飛んで行ったレイピアを拾いに行くロウジー、距離にして2mレイピアは飛ばされていた。

「行きますわよ!!!」

ロウジーの必殺2連突きが放たれた次の瞬間、ロウジーの手にレイピアは無かった。

フライパンで弾き飛ばされていたのである。

「なるほど、練習は不要と言う訳ですね....良いでしょう。そろそろ本気で相手してあげますわ」

冷静に宣言しつつ飛んで行ったレイピアを拾いに行くロウジー、距離にし4mレイピアは飛ばされていた。

「行きますわよ!!!!必殺天馬流星突き!!」

ロウジーの必殺天馬流星突きが放たれた次の瞬間、ロウジーの手にレイピアは無かった。

フライパンで弾き飛ばされていたのである。

「あーごめんね!天馬流星突き、久々だったから間違えちゃった、テヘっ!今のノーカウント!

いや〜、久しぶりだったなぁ天馬流星突き、3年振りくらい?間違えるよねー久々だと」

10m飛ばされていたレイピアを取りに行く為の間を持たせるのに必死なロウジーは自身の女王設定をも忘れてしまっている。

「ごめんごめん今から本番だから。うん思い出した!天馬流星突き、

あ、足元なんか落ちてる天馬流星突き!!!」

ヒナコデスの不意を突いたはずのロウジー必殺の突きはフライパンに弾かれた。

ヒナコデスは唖然とするロウジーの背後に一瞬で回り込み背後からロウジーの腕と首を極める。

「えっ!?」

叫ぶヒナコデス「プロレス流奥義!ドラゴンスープレックス!!」

驚くロウジーに構う事無く一気に後方へブリッジ!

「ドラゴンスープレックス」がこの世界に初披露された瞬間であった。

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