表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
はじまり
5/256

木を見つけた。小さい木だ。日本で言えば「ミカン」が取れそうな感じのサイズの木だ。

巨木戦から徒歩数分。「数分かよ!?」と言われたら「そうだ」としか答えられない。

もちろん巨木はまだ目視できる。


見ているか巨木よ、お前が受ける事から逃げた「フランケンシュタイナー」

もし受けて居たならば、どのような結果となっていたのかを!!


「喰らえ!!フランケンシュタイナー!!!」


叫び声は巨木まで届いたであろう。

俺の気合の雄叫びは何処までも届いていった。


そして「フランケンシュタイナー」は発動されなかった。


俺は理解した。どうやらスキル発動は呪文等では無い事を。


俺は理解した。異世界でむやみに叫ぶのは危険だと言う事を。

俺の雄叫びに反応してこちらに向かってくる「オーク?」を発見した事によって。


俺の頬の痙攣が尋常じゃない事を自覚しつつ、俺は逃げる事も出来ずこちらへ爆走してくる「オーク?」を見ていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ