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異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
カミルの街
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ワイバーン

金だ!金が必要なんだ!

「おいラング、アースドラゴン行くぞ」

「いやまて!ヒナコデス!アースドラゴンはいくらお前でも無理だ!てかドラゴンだぞ!?

竜種を舐めてると死ぬぞ!?」

ラングが口角に泡吹かせて叫んでる。なんか、さっきからラングイラつくな〜、逆水平チョップだ。

「うごっ!......だからそれやめて!!」

「逆水平チョップだ。プロレス流打撃の基本だ!」

「それもう聞いたから!!」

む〜、ラングめ日本式「ツッコミ」を会得したか、やりおる。

「だー、わかったヒナコデス!今日は俺を信じろ、ワイバーン狩りがおススメだ!一応ワイバーンも竜種だ!ワイバーンの難易度でアースドラゴンの恐ろしさを理解してくれ!」

なんか推しが強いな〜。ま、それはそれで有りか。

今日はルチャ装備、気分一新初対決気持ちが乗って来た!

「わかった!ワイバーン行こうぜ!ラングお前に任せた!」

「おお!ビッグベア倒したあの辺、ナワバリ争いで空き地になったからワイバーンが来てる筈だ!!

行ってみろ!」

ん?行ってみろ?

「一緒に行くんだよな?」

「え?」

ラングなんかイラつく。マシンガンチョップ喰らわせてやりたいレベルだぞ!?

逆水平チョップで我慢してやるけどなんかイラつく。

「うごっ!?」

吹っ飛んだラングを放置して俺はワイバーン討伐に出発した。


ゴブリンにもキラービーにも襲われる事無く目的地に着いてみれば、居るわ居るわワイバーン。

見ただけで「ワイバーン」だねってわかる奴らが10匹位飛び回ってる。

サイズは3m位の羽が生えたトカゲ?って感じだ。

早速一匹が空から襲いかかってくる、凶暴だわ竜種。

俺は必殺の「ゆっくりモード」発動!カウンター気味に久々のフランケンシュタイナーでワイバーンを大地に叩き付ける。

「プロレス流奥義!フランケンシュタイナー!」

決めセリフもバッチリだ!

と思ったら久々に響く脳内アナウンス。


竜種撃破を確認、対竜種スキルを習得しますた。


ドラゴンスクリュー

ドラゴンスープレックス

ドラゴンスリーパー

ドラゴンロケット

ドラゴンストップ


いやいや待て待て。

今習得した技の数々、「ドラゴン」が仕掛ける側であって、「ドラゴン」が喰らう技じゃないぞ!?

第一技として、ドラゴンスクリューは相手の足を持って自ら回転するけどドラゴンの足持てる自信ないよ?

ドラゴンスープレックス、ドラゴンの腕と頭を固定して後方に投げるって腕届くか?

ドラゴンスリーパー、普通にドラゴン頭締めつけて「ギブ...」とか言わないよね。

ドラゴンロケット、ドラゴンに向かって俺に飛べと!?おかしいよね!?

ドラゴンストップ...これ知らないな〜。なんだろコレ、ドラゴンが止まるのかな。


いかんいかん戦闘中だった、ワイバーン達は....。

あー、フランケンシュタイナーの威力を警戒してお空でバシャバシャ飛んでるだけだ、こっち来る気配ないー、ダメだコリャ。

流石のルチャドールも空飛ぶドラゴンは落とせないな.....。


!!ドラゴンストップがある!!!

コレでドラゴンの羽の動きを止め墜落させて地上戦に持ち込めば勝てる!!

なるほど対竜種の必殺スキルだわ。

俺は気合を込めてドラゴンストップを発動させた。


「おえたちわうぉろしわいをうぃにきたうわけじゃわい!!!」

????

なんだ今の。

ワイバーン達ギャーギャー喚いてる、怒ったのか?もしかしてドラゴンストップってドラゴン語?

よしもう一度!

「俺達は殺し合いをうぃにうぃた訳じゃない!!」

あーわかった、殺し合いをしに来た訳じゃ無いって説得してるのかドラゴン語で....。

いや俺殺し合いに来たのよ!討伐にきたのよ!?

上空のワイバーン達が異常に興奮しているのが理解出来た。どうやらドラゴンストップは対象者を異常に怒らせる事が出来るようだ。

一斉に襲い掛かるワイバーン達。

まずい!流石に同時攻撃はプロレス流で対処無理ー!!!

俺は困った時の反則技、毒霧で迎撃。

そして一瞬怯んだワイバーン達にビッグファイヤーによる火炎攻撃を仕掛けた。爆発した。大爆発だった。

「え...?」

どうやら毒霧は可燃物らしい。「混ぜるな危険」って奴だ。耐熱スキル無いとヤバかったぞ。

焼け焦げ、肉片と化したワイバーンを見つつふと辺りを見回す。

木々が炎上していた、当然だ。

マズイ!!マズイ!!このままだと山火事だ!!放火魔だ!!

ギルドで火吐いたのバレた!ワイバーン狩りに行くのもバレてる!!マズイ!!!


水だ!水!

俺は無限リュックのペットボトル水を取り出した。

思い、そして願いは一つ「消火」

俺は自身の「ビッグファイヤー」そして「毒霧」の噴射力を信じ、ペットボトル水を口に含む。

水を口から勢いよく飛ばす!飛ばした後「炎よ消えろ」の願いを込めて叫ぶ。

「ファイヤー!!!」

凄い勢いだ!コレならば山火事を防げる!!

次から次へ水を含んでは噴く。なんか変にテンションが上がって来る!

頭の中では何か映画のテーマ曲が流れる。遂にはテンションが上がり過ぎて叫んでしまっていた!


「山火事は嫌なんじゃ〜!!!」


脳内に響くアナウンス


特殊スキル「涙のカリスマ」を習得、以下のスキルが使用可能となります。

有刺鉄線電流爆破装置

有刺鉄線電流爆破時限爆弾装置


俺はなんとか山火事を防ぐ事が出来た。

いやいやそっちじゃ無い!何コレ??



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