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異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
カミルの街
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冒険者としての矜持

「ヒャッホーイ!!」

ギルドから出た俺は思わず叫んでしまった。

サボテンが売れたのだ!しかも1個や2個ではなく長期契約だ!

俺は生活の基盤となる安定した収入を得たのだ!コレを喜ばず何を喜ぶ!

結んだ契約は「ひと月銀貨10枚でギルドが求めるサボテンを納品する」と言うもので、流石に限度無し契約は怖かったので上限をひと月100個までにさせてもらった。

つまり明日100個納品すれば後は遊んで暮らせるのだ!!

「ヒャッホーイ!!」

今月分の銀貨10枚は受け取ったし、昇格条件も特例で「前倒しでのノルマ数の納品完了」って事で、

E級冒険者にもなれたし、今日は宴会や!

さー遊んで暮らすぞー!!

ところで銀貨10枚ってどの位遊べるんだ?

えと宿が一泊銅貨50枚で銅貨100枚が銀貨1枚だから〜........

うーんと......

銀貨1枚で二泊!!

銀貨10枚で20泊出来るのか!!


この世界ひと月20日かな....

俺は服屋を見つけると可愛い服を探しながらさりげなく店員さんに聞いた。

「ひと月って何日でしたっけ?」

店員さんは笑顔で答えてくれた。

「30日ですよお客さん....」

「ですよねー」互いに笑顔を交わし合いつつ服探しを続ける。


10日足りてねー何も買えねー、冒険者ギルドでクエスト達成しないと生きてけねー。

ちょこっと凹んだ。

しかしこの世界、服が可愛い。質も悪くない。これとコレいいなぁ、いつもボディスーツは流石に変だし買うか。

「すみません、コレいくらですか?」

「2つで銀貨10枚です」

高いよ!!月収の半分服できえるよ!!無理無理!!遊んで暮らすの無理!!

俺は貰ったばかりの給料を全て使い切り宿屋へと戻った。

部屋で「一人着替ショー」を楽しんだ後、明日はモンスターと戦う事を心に決めた。



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