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異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
カミルの街
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冒険者ギルドでの食事

俺はイライラしつつ冒険者ギルドが入る建物へ着いた。

扉があるので引いてみたがビクともしない。

俺のストレス値が上昇する。

そういえば海外ではゾンビに備えて扉は内開き式になっており、いざという時にタンスなんかを倒してゾンビに備えるとかなんとか、んで火葬の日本はゾンビ出なくて対幽霊なので靴置くスペース確保の為に外開きとかなんとか。

てかゾンビ怖いなら火葬にすれば良いじゃ無いアメリカ。

それともアレか、ゾンビ文化が定着していて自分もゾンビなれるかもだから火葬拒否なのか?

あー此処異世界だからゾンビ居るのか、内開き納得。


俺は異世界の扉事情を把握した。

この扉の開閉だけでゾンビの有無を推理出来る優秀な女なのだ俺は!


勢い良く扉を押す、引いて断りやがった扉に人間様の実力を刻み込んでやったのだ。

中へ入ると30人位だろうか鎧やらフードやら着た「ザ・ファンタジー」な奴らが静かにこちらを見つめている。

やはり日本人の女子力の高さに驚いたのだろう。

まー俺の美貌におし黙る男子生徒に慣れている俺は他人の視線など気にしないのだ。


ギルド内を観察すると中央は受付で右側が食堂処って感じだ。

ギルドでの冒険者登録はいつでも出来る。

しかし俺が今求める物は「酒」だ。

さっきから串肉やハンバーガーを食べてビールが欲しくて堪らない。まー無いならワインでも良い。

俺は酒を嗜む20歳女子なのだ!

串とハンバーガーを食べたので後はオニオンフライとかフライドポテトでビールかワインにしよう。

まー揚げ物が無理なら刺身と日本酒にするか。柿ピーと焼酎でも良いや。

屋台であれだけの物を食べさせてくれる世界の酒が楽しみだ。


食事処へ向かうとデカイ髭がなんか言ってきた。


「嬢ちゃん此処で食うにはレベルが足りないんじゃないか?

此処を出てすぐに屋台があるからそっちへ行きな!」


俺はストレス値が急上昇したのを感じた。

こっちは屋台で食った後なのだ!ハシゴしてるんだ!酒が欲しいんた!

だいたいレベルってなんだよ!レベルのかある世界なのか?!

プロレスラーにレベルなんて付いてないぞ!?

ストレス値は限界を超え俺の頬が痙攣を始める。

ダメだ、イライラする!

思わず言ってしまう。


「ハァ!?」


日本人女性必殺の「ハァ」この必殺技を喰らって凹まない草食系男子は居ない。


「テメー舐めてるのか!?」


しまった、デカイ髭は草食系男子じゃなかった!

流石異世界!

だが日本人女性を代表しての必殺技をこのままスルーされれば他の日本人女性に面目がない。

俺は更にハァレベルを上げる決意をした。危険だ、だがやるしか無い。

「ハア!?」

デカ髭はキレた。当然だ。

殴りかかってくるデカ髭、だが俺は既に「ゆっくりモード」に突入している。

選ぶ技は「一本背負い」

これプロレスじゃ無くて柔道じゃ?

そうは思ったが日本人女性代表選手としては手段を選ばないのである!

「日本人女性舐めるな!」

デカ髭の殴りかかった右手を巻き込みその勢いのまま背負う、そして跳ね上げデカ髭を投げ飛ばす。

見事な一本だ!流石日本人女性!ジュードー最高!

ややストレス発散すると、デカ髭の仲間っぽいのが取り囲んで来たのでミドルキックで各個撃破してやった。

各個撃破ってカッコいい撃破だと思っていた中学生時代、兄に「それ違うよひなこ!」と笑われたのを思い出した。また少しイライラした。酒を飲もう。

俺はデカ髭と愉快な仲間達から慰謝料を受け取り食事処のカウンターへ向かい酒を頼む事にした。


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