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異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
はじまり
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おでん屋への道、おでんロード

リュックに狼の死体を回収していると、又脳内にアナウンスが響いて来た。


ローリングソバットでのクリティカルヒットを確認、ルチャリブレ入門を承認、

ルチャドール用マスクとボディスーツを追加します。


ルチャリブレ???なんだそれ。マスクってなんだ?

俺はリュックに手を入れると確かに「マスク」と「ボディスーツ」が有る。

実際に取り出して見ると、両耳に各1本、脳天に一本「角」?っぽい尖ったものか生えた正直ダサいマスクと、最新の戦隊モノ?って位に派手な全身タイツが有った。

よくよく考えたらイケメンには顔がバレている。ちょっとダサいが顔を隠す意味でマスクは有りだ。

そういえばローリングソバットでスエットパンツは血塗れだし、トレーナーも俺の血で汚れている。

異世界なら鎧は普通だろうし、鎧と兜に見えない事も無いだろう。

俺は着ていた衣服をリュックに仕舞いマスクとボディスーツを身に付けた。


着替え終え、右手を見る。

スーパーヒーローの右手だ!燃えてくる!

思えば俺は幼稚園時代、当時の変身アニメヒロインのコスプレばかりしていた。

俺は変身アニメが大好きだったのだ。

俺のアイディンティを再確認する事で俺はさっきまでのストレスを全て消す事が出来た。

「変身!!」「へーんしん!!」

何度か決めポーズを練習し、ある程度満足出来る結果を得た俺は、食事をする事にした。

狼戦での疲労と変身の練習でかなりの時間を費やしたので小腹が空いて来たのである。

しかしこの後走る予定だ、食べ過ぎて横っ腹が痛くなるのは避けたい。

そう考え俺は消化の良さそうな「おでんの大根」だけ食べ胃を落ち着かせ、軽く準備運動をした後道を走り始めた。


狼との激戦区からどの位走ったのか、待望の街が見えて来た。

想像していたより大きい。城壁に囲まれいるのが判る。

遠目でも城門前に列が出来ているのが判る。

おそらく検問だろう。貨幣は手に入れた、入国税とかあっても問題は無いはず。

「へはぁー!へはぁー!」

金貨がどの位の価値かが不明なのが痛いが通行税が金貨って事は無いだろう。

なら初日から金持ちパターンもあり得るのか?金貨一枚で「そんな大金両替できません!!」的イベントあったり。

どちらにせよ、なんかワクワクして来た!早く街に入りたい!「へはぁー!へはぁー!」

俺は足を早めた。

5分後俺は遂に街に入ろうとする行列の最後尾につく事が出来た。「へはぁー!へはぁー!」


行列に並び真っ先に気付いたのは人々の行儀の良さだ。

街の入り口へ3つの列が出来ているが誰も列を抜かそうとしない。

又「凄い」と感じてしまったのは列に並ぶ人々が全く私語をしないで並んでるからだ。

この世界と人々は礼儀正しい人々かも知れない。

俺はこんなに行儀の良い人々がいるのであれば安心しておでん屋が出来そうだと期待しつつ列が進むのを待った。


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