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異世界フランケンシュタイナー  作者: 雪村宗夫
はじまり
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投げっぱなし異世界

半日前、俺は日本でゲームを楽しんでいた。ネット対戦の格闘ゲームである。

プレイキャラはプロレスラー。決め技はもちろん「フランケンシュタイナー」

対戦で熱く盛り上がる中、必殺の「フランケンシュタイナー」を決めた瞬間、俺は野原に居た。

ちなみに足元には家の畳、手元にはコードの切れたゲームのコントローラー。

明らかに俺中心に空間移動した事を理解させる現象の中、頭の中に響くアナウンス。


「特殊スキルプロレスラーを習得。現在使用可能スキルはフランケンシュタイナーとなります。異世界冒険をお楽しみ下さい」


「すみません、説明を!?」

「スキルの使用方法は!?」


いくら叫べども誰からの答えもなく、数刻後涙目の俺は偶々足元に置いてあったリュックを背負い つつ

「投げっぱなし異世界かよ!!」といかの雄叫びをあげつつ

やや下り坂だというそれだけの理由で、あてもなく歩き始めたのだった。



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