『番外編その23!』
『洗濯』
プラム「レヴィ、その水着……」
レヴィア「あ、それはカズキさんの水着ですよ。これから水魔法で洗おうと思いまして……」
プラム「………………」
レヴィア「先輩?」
プラム「その水着ぃ、プラムが洗ってあげる♪」
*
レヴィア「カズキさん、水着洗い終わりましたよ」
カズキ「すごい、新品のように綺麗だ! ありがとうございます、レヴィアさん!」
『ビーチバレー』
レヴィア「カズキさん、頑張りましょうね♪」
カズキ「お願いします、レヴィアさん」
小春「うちは審判をしとう思いやす〜」
魔王「………………」
マリア「魔王様、ほら、早くサーブを打ってくださいな」
魔王「分かってるわよ」ちらっ
レヴィア「足を引っ張らないように、頑張りますね♪」
カズキ「任せといてくださいよ!」
魔王「……いくわよ」
カズキ「ばっちこい」
魔王「違うでしょ」
カズキ「また、やるんですか……」
魔王「いくわよ」
カズキ「は、はーいっ」
魔王「ていっ」ばしーんっ
カズキ「そりゃ」ぽむっ
レヴィア「よいしょっ」ぽーん
カズキ「てりゃっ!」ばしっ
魔王「甘いわ」ぽむっ
マリア「魔王様!」ぽーん
魔王「アタッ––––」
カズキ(くる! タイミングを合わせて…………)
カズキ(な、なにぃ!? 幻覚か!? ボールが3つに見えるだと!?)
魔王「––––ック!!」ばしーんっ
カズキ「あべしっ」
カズキが やられた! ▼
レヴィア「カズキさん? カズキさん!? 大丈夫ですか!?」
魔王「あと1人ね」
小春(魔王はん、それは違ごうゲームやと思いやす)
『ダンボール』
カズキ(ダンボール、ヤツには得体の知れないセンスを感じる)
カズキ(もう一回入ってみよう……)
カズキ「おぉ! なんだ、この居心地の良さは!」
カズキ「こんなに落ち着けるプライベートスペースは始め––––」
イシス「カーズくんっ♡」
カズキ「い、イシス女王!? なんで入ってくるんですか!?」
イシス「うふふっ、ここでしたら何をしてもま〜ちゃんに見つかりませんわね」
カズキ「そ、それって……」
イシス「ま〜ちゃんには、内緒ですよ?」
カズキは おこずかいを もらった! ▼
カズキ「あ、ありがとうございます」
マリア(あそこのダンボール、揺れてますわ!?)
〜登場人物〜
【カズキ】
ダンボールの魅力に取り憑かれてしまった。
【魔王様】
ボールが3つに見える幻覚が使えるらしい。
【レヴィア】
カズキよりは、運動能力は高い。
【マリア】
運動はそこそこ。
【小春】
運動は堪忍しとくれやす〜。
【プラム】
お昼ご飯を食べに来ていた。
【イシス女王】
「まーちゃんのオススメランチ」のプロモーションに来ていた。




