『番外編その20!』
『スタイル』
ヨッホイ「今日はお前にライトiBouの戦い方を伝授する」
カズキ「あれ、ただの光る棒じゃねーか! そういうのは警棒って言うんだよ!」
ヨッホイ「まずは、ライトiBouが何かの事故で手元を離れてしまった場合だ」
カズキ「勝手に進めるなよ」
ヨッホイ「ライトiBouを地面に落とせ」
カズキ「……分かったよ」
かちゃんっ
ヨッホイ「よし、ライトiBouに手をかざしてみろ」
カズキ「こうか?」
なんと ライトiBouが うかびあがり てもとにもどった! ▼
カズキ「なんだこれぇ!」
ヨッホイ「すげぇーだろ! 指紋認証で所有者の指紋を感知すると手元に飛んでくるんだ」
カズキ「無駄にハイスペック!」
ヨッホイ「半径5メートル以上離れていると、使えないから注意しろ」
カズキ「使うことないだろうけどな」
ヨッホイ「では、フォースが共にあらんことを。カズキン」
カズキ「いや、俺カズキだけどぉ!?」
『子供』
イシス「そういえば、お母様はお元気かしら?」
カズキ「えぇ、相変わらずですよ」
イシス「ふふっ、良かった♪」
カズキ「イシス女王は、かあさんと面識があるんでしたよね?」
イシス「そうですよ、それにしばらくの間カズくんのお家でお世話にもなっていたんですよ」
カズキ「なんだってぇ!?」
イシス「他の世界の文化に触れることで、見聞を広めようと思いまして」
カズキ「なるほど……」
イシス「それに、カズくんともいっぱい遊べましたしね♪」
カズキ「……オムツとか変えたんですか?」
イシス「何回もっ」
カズキ「………………」
イシス「毎晩一緒に寝ていましたのよ?」
カズキ「………………」
イシス「覚えていてくださらないなんて……わたし、少し悲しいです」
カズキ「それは、その、えっと……」
イシス「ふふっ、冗談ですわ」
カズキ(小さい頃の俺! なんで覚えとかないんだよ! ばか!)
『お土産』
魔王「あら? イシぽよからだわ」
イシス@カズくんとデート中♡
『ま〜ちゃんっ』
既読『そのヘンテコな名前はなんなのかしら?』
イシス@カズくんとデート中♡
『あらあら』
イシス@カズくんとデート中♡
『ま〜ちゃんも、【カズくん大好きま〜ちゃん】に』
イシス@カズくんとデート中♡
『変更したらいいと思いますわ』
既読『なんで、そうなるのよ!』
イシス@カズくんとデート中♡
『それよりも』
イシス@カズくんとデート中♡
『カズくんに、ま〜ちゃんへの』
イシス@カズくんとデート中♡
『お土産を持たせようと思うのですが』
既読『何でもいいわよ』
イシス@カズくんとデート中♡
『あ、なら』
イシス@カズくんとデート中♡
『アロマオイルなどはいかがですか?』
既読『別に構わないわよ』
イシス@カズくんとデート中♡
『カズくんに選んでもらいますね♪』
既読『あんまり、高いのを選ばせないようにね』
イシス@カズくんとデート中♡
『わたしが出しますので、心配はいりませんわ』
既読『そういうことじゃないわよ!』
イシス@カズくんとデート中♡
『わたしを誰だと思っていますの?』
既読『イシス@カズくんとデート中♡』
イシス@カズくんとデート中♡
『なので、お財布の心配など無用ですわ♪』
既読『分かったわよ、それと』
イシス@カズくんとデート中♡
『何でしょう?』
既読『一応カズキくんが、飛行機に乗る前に』
イシス@カズくんとデート中♡
『状態異常を無効する魔法ですわね』
既読『えぇ、お願いするわね』
既読『すぐ酔っちゃうから』
イシス@カズくんとデート中♡
『なんなら、魔王城まで付き添いましょうか?』
既読『結構よ!!』
おわり!デス!
〜登場人物〜
【イシス@カズくんとデート中♡】
昔、少しの間カズキの家に住んで居た時期がある。
カズキが妙にイシス女王に懐いているのは、その辺りが原因。
あっちゃん同様、魔王様をからかえる貴重なお方。
【カズキ】
イシス女王大好き! には幼い頃のすり込みがあった模様。
【ま〜ちゃん】
お土産は食べ物以外ならなんでも大丈夫。(食べ物だと、太るから)
【ヨッホイ】
マスターヨッホイ、銀河最強の緑色のヤツ。
〜登場アイテム〜
【ライトiBou】
極めし者はブラ=サガリや、チノ=リを使えたりする。ライトiBouを持ったカズキのことは『カズキン・スカイウォーカー』と呼んであげよう。
じゃないと暗黒面に堕ちて、『ダース・ナイトメア』とか名乗り出しちゃうぞ。
【次回予告】
「やっほー、ま〜ちゃん、カズぽよ、おっひさ〜!」
突然現れた、神様。
「ホーホケキョ」
突如、ウグイスの物真似を始めるカズキ!
「ふっ、ふはははははははっ! 我は宵闇の魔王! 刻の支配者! 」
舞い降りる漆黒の堕天使?
「オーダー、無限 時間」
お楽しみに!
「これ、デロリアンじゃねーか!」




