『番外編その15!』
『先輩』
カシャッ
プラム「んー…」
カシャッ
プラム「あんまり盛れてないなぁ……」
カシャッ
プラム「うんっ、今日もプラム可愛いゾ♡」
アスモ「あの、プラム先輩!」
プラム「ん〜? 何かな〜? プラムお姉さんに何でも聞いてね〜!」
アスモ「宵闇の魔王と一緒にチェキったってマジすかっ! パネェっす!」
プラム「そうなの〜! 彼がね、どうしてもぉ、プラムと写真撮りた〜いって言うからぁ〜」
アスモ「あたしは宵闇の魔王の手料理を食べましたよ!」
プラム「は?」
アスモ「あんまり美味くなかったっすけど!」
プラム「宵闇の魔王様の手料理を食べただぁ!?」
アスモ「先輩! 顔、顔!」
プラム「………こ、こほんっ。え〜?いいなぁ、プラムもぉ、食べたぁ〜い♡」
アスモ(………やっぱりレヴィア先輩の方がいいなぁ)
レヴィア「くしゅんっ」
カズキ(なんだ、今のくしゃみ! めちゃくちゃ可愛かったぞ!)
『朝食』
ドラゴン「勇者〜! 今日はギルドの依頼に行く日っしょ? ほら、起きた、起きた〜」
勇者「……むぐっ」
ドラゴン「じゃあ、あーし先に出るから〜!あ!お弁当はテーブルの上ね!」
勇者「ん〜…」
ドラゴン「それからサラダが冷蔵庫に入ってるから!朝ごはんしっかり食べないとダメだよ〜!」
勇者「おぉ〜…」
ドラゴン「ほんじゃ、いっちきま〜っ」
勇者「いっへらっしゃ〜」
勇者(朝ごはん……)
勇者「……って、ローストビーフかよ! 朝からローストビーフかよ!!」
勇者「美味い!ローストビーフめっちゃ美味い!」もぐもぐっ
勇者「今日も1日頑張るわよー!」
『読書』
アスタ「ま〜ちゃん、これよんでー」
魔王「ん〜? いいわよー」
アスタ「ねぇねぇ、ま〜ちゃん」
魔王「なぁにー?」
アスタ「ま〜ちゃんは、よいやみのまおーのことがすきなの?」
魔王「えっ、ちょっ、な、何言って……」
アスタ「じゃあきらい?」
魔王「そんなわけないじゃない!」
アスタ「ふふふ。へんなま〜ちゃん」
おわりデス!
〜登場人物!〜
【アスモ】
レヴィア先輩が大好き! でも、プラム先輩はちょっと苦手。
【アスタ】
ま〜ちゃんのお膝も大好き。ま〜ちゃんに読んでもらった本は『女社長と部下のオフィスラブ』
【梅先輩】
1日にするセルフィーの回数は50回ぐらい。最高に盛れるまで、撮り続ける。
イシス女王がライバル。しかし、本人がそう思ってるだけで向こうは気にもしてない。
【勇者】
朝はちょっと苦手な勇者。好きな食べ物は全部!嫌いな食べ物はない!
【ドラゴン】
勇者にすっぴんを見せたことは無いらしい。勇者より早く起きて、勇者より遅く寝る。




