魔王とはデスクワークである

第２部

『番外編その38！』

『召喚』

†宵闇†「参る」

テイン「にゃっ」

†宵闇†「我《われ》、契約《けいやく》に従《したが》い汝《なんじ》の理《ことわり》を示す」

テイン「………………」

†宵闇†「顕現せよ、漆黒の魔獣！」

テイン「にゃー！」

†宵闇†「共鳴せし、友愛のハーモニー」

テイン「にゃっ」

†宵闇†「めごいな」

テイン「にゃっ」

＊

マリア「あれは何ですの？」

小春「見たらあかん」

『かき氷』

カズキ「シャーベットや、かき氷みたいな氷菓子って、頭がキーンとしませんか？」

レヴィア「そうですね––––あ、でもっ、天然の氷を使用しますと、ならないそうですよ♪」

カズキ「天然の氷？」

レヴィア「分かりやすく言いますと、大きなプールに水を入れて、自然の冷たさで凍らせた氷ですっ♪」

カズキ「なるほど」

レヴィア「食べてみますかっ？」

カズキ「いいんですか？」

レヴィア「では、少々お待ちくださいねっ」

＊

レヴィア「どうぞっ」

カズキ「では早速………………氷が柔らかくて、美味しいですね」

神様「どれどれー？」

かみさまが あらわれた！ ▼

カズキ「ちょっと、急に現れてつまみ食いしないでくださいよ！」

レヴィア「まぁまぁ、氷は沢山ありますから…………明美さん、どうですか？」

神様「氷菓（評価）に値する」

カズキ「………………」

レヴィア「………………」

神様「空気が凍ったね、氷だけに、なんちゃってー！」

カズキ（ギャル→親父なの！？）

『ディオス』

神様「あーし神じゃん？」

魔王「そうね」

神様「つまりディオスじゃん？」

魔王「そうね」

神様「なら、さよならを言う時はアディオスって言った方がいいかな？」

魔王「そうね」

神様「まさかのスルー！？」

魔王「アディオス、アミーゴ」

神様「すいませんでした！！」

おわりデス！