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『番外編その3!』




『お誘い』



神様『ま〜ちゃん、ちーすっ』


魔王「どうしたの? 何か用かしら?」


神様『今度あーしと、人間界の遊園地に行こっ?』


魔王「今は仕事中よ、業務以外の電話なら後にしてちょうだい」


神様『い〜じゃん、い〜じゃん! ねぇ〜 ま〜ちゃんいこーよ〜!』


魔王「ダメよ、魔王城に魔王不在でどうするのよ?」


神様『あの新入りくんにやってもらう〜的な!』


魔王「彼のHP24よ? すぐに貴女の所に行くわよ」


神様『ならレヴィアたんは? みたいなっ』


魔王「そうね、彼女なら任せ……って行かないわよ⁉︎」


神様『一緒に遊園地に行った写真、異世界グラムに上げたらイイネ沢山貰えるかもよ?』


魔王「………………」


神様『ま〜ちゃん、どうする〜?』


魔王「つ、次の休みに考えておくわ……勘違いしないでよ! 神龍の原稿を持って行くついでよ! ついで!」








『百合神龍』




魔王「あら? カズキくんは?」


レヴィア「神龍様の所へ行くと言っておられましたよ」







神龍「ほれぇ、コレがわしの新しい漫画じゃ……よんでみぃ」


カズキ「失礼いたします」



みやびさんタイが曲がっていてよ?』


『ありがとうございますわ、麗華れいかさん』



カズキ「ほう、百合漫画ですか……いいですねぇ」


神龍「じゃろう? 若いのほれ、こっちにきてこのシュワシュワする甘い飲み物も飲むとえぇ……」


カズキ「……いただきます、ごくっ、ごくっ……ぷはぁー! このドクぺ美味いですね!」


神龍「この缶と言うものは開けにくいのぉ……じゃから上をスライスしておるんじゃよ」


カズキ「それだと飲み口で口を切ってしまう可能性がありますよ……ストローというものがございますが、いかがいたしましょう」


神龍「ほぅ……これは見事なり。軽く吸うだけでドクぺが飲めるのぉ」







魔王「ねぇ、もう夜なんだけど?」


レヴィア「本日は神龍様の所へ泊まると先ほど連絡が……」


魔王「減給ね」


レヴィア「そうですね」








『マリアの日常』



マリア「髪の毛をくるんくるんにするのが面倒くさいですわね……」


マリア「今日は気分を変えて、まとめる……だけにいたしましょう!」


マリア「決して手抜きではありませんのよ?」


マリア(あら? 前髪が長いですわね……切ってくれる人もいない事ですし、自分で切ってしまいましょう)





マリア「ごきげんよう、レヴィアさん」


レヴィア「おはようございます、マリアさんっ、素敵な前髪ですね♪」


マリア「……少し切りすぎてしまいましたのよ!」


魔王「可愛いわね」


カズキ「魔王様、我々の魔王城公式異世界グラムに写真をあげたらどうですか?」


後日、魔王城の公式異世界グラムにアップロードされた写真にはイイネ!が14575件付いていた。






おわりデス!

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