第1狩.何世紀後に生まれる君へ
いつから、選択を間違えただろうか…刺客の中で最強と言われても単独なら確かに最強だ。だが仲間と協力するスタンドプレイは私には相性が最悪だ…世界も、テンプル騎士団に偏り始めている。味方は私をかばい全滅、相棒の狙撃者も死亡。ここは雪山だし、テンプル騎士団の首なし騎士こと独国兵、 (ジェンケ・フォスタイン)と言う暗号名を持つ彼と、騎士団の狂信者こと神父 、(カルベック・イスタイン)と言う暗号名を持つ2人…最強で最悪の組み合わせだ。その2人が後ろをから来てる。行き先はもう断崖絶壁、かくなる上は…イーグルジャンプ!だがこの傷の具合だと死ぬであろう。ならば、リンゴをこの世から無くせばいいのか。
暗号名が死神の彼女はそれを何処かへ隠した。そしてイーグルジャンプ、当然騎士団は彼女を見失った。
そして、いつかその血を引き継ぐ子孫や同じ血を流した兄弟達へ…もしくは騎士団の戦士でもいい、私の暴走を…止めて…く…れ…
そして泣き崩れながらその手記を書いた彼女はその瓶を川へ投げ捨てた。
「いつか必ず、それを拾って私を…助けて…これから生まれるであろうと言う私の子孫よ、この血を引き継ぐ者にしか止められないから…」
震えた声で彼女は言った。そして、どす黒く光る奈落へと姿を消した。




