表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラブサーフィン  始の章  作者: エムト
6/119

アイとジェイ 最初の夜

アイとジェイ 最初の夜



アイは、自分の家に電話をし、今日のことの次第を話した。両親は、ホッとした様子で、すぐ帰ってくるように言ったが、アイは、友達のところに泊まることを、異を受け入れないという物言いで告げた。


アイは、自分の家族のことなどを話した。普通の家で、金持ちでもないといううことを強調した。

ジェイにしてあげられることは、自分にはあまりないということを分かってもらいたかった。


『ジェイに、わたしは物質的に、してあげられることは何もない。でもね、力は、これでもわかるように、全部持って来たわ。それと、愛情もね。絶対にこの世界でジェイを守る。いっしょに老いるまで生きよう。』


『アイ、ありがとう。気持ちだけで、うれしい。俺もアイを守る。物の助けはいらないよ。うちは裕福なんだよ。父はすごい人だ。あっちの世界でも、生きていけるぐらいの人だよ』



「ジェイ、もう寝よう。わたし、どこに寝ればいい?」


「ホテルでもいいけど、アイがここで良ければ、裏の方に寝ていいよ。ベッドもあるし。

ぼくはここでねるから。ここで寝るのは慣れてるから、気にしないで。」


「言葉に甘えて、じゃ、そうする。裏に行くね。じゃキスしてから寝よう。」

「アイ、歯磨きをいっしょにしてから寝よう。」


そして、いっしょに歯磨きして、キスをして、それぞれ別々に寝た。

ふたりは、結婚を正式に、親の許しを受けて行うまで、いっしょに寝ることはしないという意思を持っていた。これには、前世での記憶がそうさせていたのと、この世界への義理であった。


























評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ