♥ 提案 5 大爆笑
蓉子
「 惠美〜〜〜『 パフパフ 』って、善朋君と何の話をしてるの? 」
惠美
「 え?
…………うん、『 トイレットペーパーの芯をパフパフ出来るぐらいの胸か 』って話……カナー? 」
蓉子
「 トイレットペーパーの芯??
──ぷっ、惠美ったら、パフパフ出来る程もないでしょ?
ふふふっ、笑わせないでっ〜〜〜!
おっお腹が痛い〜〜〜!! 」
蓉子に爆笑されてしまった。
大笑いしちゃう程にツボなの??
──って言うか、明らかに勘違いしてるよね、蓉子さん。
私の胸でトイレットペーパーの芯をパフパフ出来るか──って話をしていたわけじゃないんですけどね……。
って言うか、抑どうして “ トイレットペーパーの芯 ” が口から出て来ちゃったのかしら??
………………あぁ、でも、このまま “ トイレットペーパーの芯 ” で話を通しちゃった方がいいかも知れんね?
だってさ、「 蓉子のたわわに実った豊潤なお胸で、男性の●●●●をパフパフ出来るのかって話を善朋としていたんだよ〜。テヘペロ♥ 」なんて、蓉子を前にして言えないっしょ?
うん、言えるわけがない!
絶交されちゃうよ!!!!
それは嫌だよっ!!
惠美
「 蓉子〜!
そんなに笑わなくてもいいじゃん!
トイレットペーパーの芯だって、ちゃんと使い道は有るんだよ! 」
蓉子
「 つ、使い道?
……ど、どんな?
あははっ── 」
惠美
「 もうっ、笑うの止めてよ!
蓉子は笑い上戸だったの? 」
蓉子
「 わ、笑い上戸??
そっ…それを言うなら “ 上戸 ” でしょ?
あははっ──私が、私が?
笑い上戸とかwwwww 」
………………蓉子さんは重症です。
蓉子の笑いは当分は収まりそうにないかも知れない。
諦めて話を進める事にしよう……。
うん、そうすっぺ。
惠美
「 あのね、芯を折り紙を貼って、転がして遊ぶの 」
蓉子
「 …………ハァ、ハァ、ハァ……なんて? 」
惠美
「 だ〜か〜ら〜、折り紙を貼って、転がして遊ぶの!
ドラ◯もんの映画【 アニマル惑星 】に登場した “ 糸無し糸電話 ” になっちゃうんだからね! 」
蓉子
「 …………はぁ?
惠美……それ、本気で言ってる? 」
惠美
「 勿の論、本気ですけど? 」
私は腰に両手を当てると、胸を張って言ってやりました!!
蓉子
「 ──ぷっ!
惠美ってば、それ、すっごく懐かしいけど、それっ、大した使い道じゃな〜〜〜い!!
あはははは── 」
蓉子は、お腹を抱えて更に大爆笑。
だから、何でそんなに笑えるのーー??
惠美
「 酷いよっ蓉子!
朋ちゃんも、そう思うよね? 」
私は蓉子を放っとく事にして、善朋に同意を求めたんだけど、善朋もお腹を抱えて大笑いしていた。
ガッガーーーン!!!!
惠美
「 朋ちゃん迄ーーっ!!
二人共、笑い過ぎだし!
あんまり過ぎるよ!! 」
あぁ〜もぉ〜、何でそんなに笑うかな〜?
本っ当にいい加減にして欲しい!
泣きたくなって来たよぅ〜〜〜……。