表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険をしながら異世界で生きる!  作者: 雪と猫とコタツ
2/15

プロローグ 2話

 目が覚めた時、春虎の見た景色は一面真っ白の世界だった。

 此処は何処だ? なんでこんな所にいる?

それに誰か他の人は? ここには俺1人だけなのか?


 そんな事を考えつつ、取りあえず冷静になるよう深呼吸する。


 此処に来る前、何していたっけ?


 確か、桜の病室から出て帰ろうとして交差点で信号待ちをしてその後・・・・・トラックに轢かれそうになった子供を助けて、俺轢かれたんだ。


「ようやくそこまで思い出したな」


「!?」


 声のした方を振り返って見ると、2人の男女がいた。


「まずは自己紹介だ」


男の方からいきなり自己紹介が始まる。


「俺は創造神のファイン、こっちが女神のシャル」


「始めまして」


 2人がこちらに挨拶してきた。


「始めまして、藤堂 春虎です。」


 いきなりの条件反射で挨拶を返すが、ちょっと聞き間違えたような言葉が聞こえてきた。


「・・・いきなり質問して良いですか?」


「おう」


「2人は神様と聞こえたのですが・・・本当ですか? 自分から神様です! なんて言う人なんて普通いませんよ」


「本当の事だしな」


 事象神ファインは腕組みをしながら答えてきた。


 事象女神のシャルも同じく傾く。


「まぁ、取りあえず今の状況を説明するからまずは聞け」


 ファインがそう言葉を発した。


 春虎は混乱している中で、今の状況を必死に理解しようと思いその言葉に頷く。


 「先に言っておくが、お前はすでに死んでいる」


 その言葉を聞き、春虎は何も言葉を言えないでいる。ファインは春虎を見てはいるがそのまま説明を再開する。


「自分で思い出したみたいだがあの時のお前は、子供を守り、自分が死ぬと自覚した。だから遺言みたいなセリフを言って亡くなった」


 ファインはそう言うとシャルの方を見る。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ