プロローグ 1話
作者は初心者で処女作です。ご理解した上でのんびり見て頂けると嬉しいです。
少し肌寒い3月、病院の部屋の中で楽しいそうに笑う弟妹がいた。
「もうこんな時間だな」
腕時計を見ると20時に差し掛かかろうとしている。
「春兄、帰っちゃうの? 明日は休みだしもう少し話したいから一緒にいて欲しいなぁ~」
ベットの上でそうおねだりしてくる妹の桜。
「時間も時間だし明日も来るから、今日は帰るよ」
「何か嫌な感じがするからもうちょっとだけで良いから・・・・。今、サヨナラするともう会えなくなるような・・・」
「馬鹿な事言うなって。そう言うフラグ立てると本当になるぞ。」
桜の兄、春虎が笑いながら言う。
「明日もまた来るし、クッキーも持って来るから楽しみにしとけって。我がまま言ってると作って来ないぞ。」
「春兄のクッキー!!! 分かった!
我がまま言わないからクッキー忘れないでよね! 約束だよ!」
「了解。んじゃまた明日な!」
「また明日ね。」
そう言い終わると春虎は桜に手を振りながら病室から出て行った。
その帰り道、交差点で信号待ちをしている最中に居眠り運転をしているトラックから子供を守り、18歳で死んでしまう。
春虎の最後の言葉は・・・・・
「俺の・・・肝臓を・・・桜に・・・約束守れなくて・・・ごめん・・・・・」
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主人公の名前 藤堂 春虎 18歳
妹 藤堂 桜 16歳
設定
藤堂 春虎
刀作りの家系であり藤堂家の跡継ぎ。
そして、藤堂古武術の使い手
藤堂 桜
春虎の妹でた小さい頃からか身体が弱く、高校に入院直前に入院。
そして入退院繰り返して今にいたる。
作者の興味本位で始めた作品であります。処女作ですので誤字、脱字が多いくてスイマセンが我慢して下さいm(_ _)m
出来れば厳しいコメントはご遠慮下さいm(_ _)m
色々と不満などあると思いますがご了承お願いしますm(_ _)m