表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
友達  作者: 八花月
11/12

011

 大田浩二の死体はどこかに消えてしまった。あれから探しているが見つからない。なんとなく皆、諦めている。


 昭雄もあの日の夜以来行方不明だった。一応捜索願は出ているが、家族もそんなに熱心に探していないようだ。


「おかしいですよ、こんなの」


 歳若い、女性の看護師が先輩に言い募っている。


「あの宮内、さん? って人には、いいかげんな説明しかしてなかった、っていうじゃないですか。あれじゃいつかは、って……。また新しい人、来るんですよね?」


「今度の人はお爺ちゃんよ。大丈夫」


「そういう問題じゃ」


「いいのよ。ここではそういうことになってるんだから。そういうふうにしてずっと回ってるのよ」


 先輩看護師は尚も食い下がる後輩に優しく微笑む。そして話を打ち切った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ