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五行の拳 社会人編 2  作者: 東武瑛
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空手青年

ある日の事

平野が一人で稽古していると30代と見える男が現れ話しかけて来た。

「ちょっと、お尋ねしますが、少林寺流空手ですか?」

「はい、そうです。見学希望の方ですか?」と平野が聞くと男は「中学から高校まで少林寺流空手を修行してました。その道場で二級を取得しました。

しかし、引っ越しと大学受験で道場通いが出来なくなり退会しました。

もう30代半ばですが、また稽古したいと思い、少林寺流空手の道場を探してましたが、こちらで習えると知り、来てみました」と言った。

平野は「ほう。その当時の稽古は厳しかったでしょう。それで二級を取得したのは凄いですね。是非、私どもの道場に入会して下さい。

継続と言う事で二級からスタートして下さい」と言った。

「ありがとうございます。早速入会手続を取りたいのですが」と男が言うと「では、この用紙に必要事項を記入して下さい」と平野は言い、用紙を男に渡し、「御名前は?」と聞いた。

男は「佐藤勝男と言います。宜しくお願い申し上げます」と言い、用紙に記入し、平野に手渡した。

そして「もし、良ければ、今日の稽古から参加したいのですが。胴着は持参して来ました」と佐藤が言うと平野は「どうぞ今日から稽古に参加して下さい」と答えた。

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