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第5話 夢の中で自己紹介

「ところで17歳しってる?」


 自分が彼に質問したはずの話しの方向を不意に自分に向き変えさせられ少し驚く男性。


「うむ? それは遭難者のことか」


「そーそー今は30らしいけど」



「もちろん知っているが、さっきも聞いたがキミは一体? それになぜ私を社長と?」


 ユキはひとつ息を吐き落ち着いた様をみせようとする。


「あー、ごめんごめんしゃちょー。バトル後で上がってたわ。んーと……。メイさんの命令で17歳さんを救助に来たんだけどね、【しゃちょーだたすけろ】ってことでココに来たわけです。しゃちょー」


「…………なるほど。それは字つきの紙だな。デンユメが私のピンチを書き出しクリア者のキミに運良く知らされたわけだ」


「ほー、なるほどそんなシステムがあるとは、デンユメやっぱ最高か?」


「それとメイくんと言ったかね。それならばキミのこともなんとなく分かったよ」


「あれ? メイさん知ってんの?」


「うむ。知り合いだな」


これにはユキも少々驚いたようすだ。


「その事も話しておきたいが、お互い自己紹介がまだのようだ」


 男性は情報を一区切りするかのように話しを持ちかえる。


「オレ? オレはユキでいいぞ」


「ユキ? くん、か」


「あ、今女みたいな名前と思ったな?」


「なに……いやそんなことはすまない」


「冗談だよ。この名前割と気に入ってるしなー」


 ユキは微笑した。


「キミ……いやユキくん、少々お調子者のようだね」


「はじめて言われたよ。オレって暗いから。で、しゃちょーの名前は?」




「そうだな。私のことは社長と呼んでくれ」

「ドリームソフト社長兼、電脳夢世界の開発責任者、霜田壮真しもだそうまだよろしく」

デンユメ第5話お読みいただきありがとうございます。

いかがだったでしょうか?


ここまででデンユメは一区切りです。まだまだ物語はつづきます。実はデンユメ書いていてかなり先まで見えてきています。


話しが気になった方は何かコメントいただければうれしいです。今後デンユメを続けていくか迷っております。では

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