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第3話 ハイになる

「ショットガンかー、さっそく使いたいな」



『ユキくん、君はつくづくドリームジャンキーだな。私は君がうらやましいよ』



「えー! メイさんがうらやましがることなんてあったんだ」



『私だって人間だぞ。私もキミのように戦えたらと思うよ。生憎私の人生、ゲームはやってこなかったからな後悔しているよ』



「今からでも遅くないですよメイさん! 一緒にデンユメ浸りましょー!」



『夢には浸りにくい体質なんでな。そうだな……。仮に私が上手くなればキミは解雇だな』



「メイさん! やっぱダメです! メイさんはオレが守ります!」



『うむ。その意気で遭難者を早く見つけてくれたまえ』



「はい! メイさん」



『さて無駄話もここまでだ。そろそろ次のダンジョンに案内されるだろう』




突然、空間に紙が現れヒラヒラと舞い落ちてくる。




ユキはその落ちてくる白い紙をつまみ手にする。






    【しゃちょーだたすけろ】






「ん? なんだぁこれ? しゃちょー?」




『ユキ!!!!! ハイだ!!』

『絶対に断るな!!!』







     はい


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